韓国代表、PK戦の激闘から一夜明け再始動!中2日の準々決勝vs豪州戦へリラックスムード【現地レポ】

サッカー韓国代表が激闘から一夜明け、準々決勝に向けた始動した。

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韓国代表は1月31日午前(現地時間)、カタール・ドーハのアル・エグラ・トレーニングセンターで練習を実施した。

前日の30日、エデュケーション・シティ・スタジアムで行われたアジアカップ決勝トーナメント1回戦のサウジアラビア代表戦では、PK戦までもつれる激戦の末に勝利を収めた韓国代表。

グラウンドにはキャプテンのFWソン・フンミン(31、トッテナム)、PK戦2セーブのGKチョ・ヒョヌ(32、蔚山HD FC)など、出場選手含めメンバー全26人(トレーニングパートナーのGKキム・ジュンホン含む)が参加した。

開始前にはユルゲン・クリンスマン監督とソン・フンミンが取材対応。練習直前にはMFファン・インボム(27、ツルヴェナ・ズヴェズダ)とFWファン・ヒチャン(27、ウォルヴァーハンプトン)がキャッチボールをするなど、各々がリラックスしてアップしていた。

また、報道陣に公開された冒頭15分で、サウジアラビア戦に出場したメンバーはグラウンド全面をゆっくりとランニング。途中出場でプレータイムの少なかったメンバー、出場がなかったメンバーはグラウンド中央でボールを使用したメニューを行い、ハムストリングを負傷しているMFムン・ソンミン(31、全北現代モータース)は別メニューで調整していた。

サウジ戦出場メンバーはチョ・ギュソンやMFイ・ジェソン(31、マインツ)が先頭となり、報道陣の前も仲間同士談笑をしながら通過。クリンスマン監督もソン・フンミンらの隣で一緒にランニングをするなど、激戦の翌日にも雰囲気が良い様子が見受けられた。

韓国代表
グラウンドをランニングするサウジ戦出場メンバー

もっとも、延長120分含むPK戦を戦い、体力の消耗が懸念される韓国。来る2月2日に迎える準々決勝までは中2日しかないが、対戦相手のオーストラリア代表はグループ突破国中最も早い1月28日に1回戦を戦い、インドネシア代表相手に90分で4-0の大勝。短い練習期間でコンディションの差をいかに埋めるか、クリンスマン監督の手腕が試される。

なお、2月2日18時30分(日本時間0時30分)に行われる韓国対オーストラリアの会場はアル・トゥマーマ・スタジアム。この後14時30分(日本時間20時30分)より日本代表とバーレーン代表が激突する舞台で、韓国が準決勝進出をかけた大一番に挑む。

(取材・文=姜 亨起/ピッチコミュニケーションズ)

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