「韓国の優勝確率は非常に高い」日本と同組インドネシア、韓国人監督が母国を高評価…そのワケは【アジア杯】

サッカー日本代表とアジアカップ同組のインドネシア代表を率いる韓国人監督が、韓国代表の優勝確率が「非常に高い」と言及した。

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インドネシア代表率いるシン・テヨン監督は、来る1月12日よりカタールで開幕するアジアカップを控え、10日にドーハで本紙『スポーツソウル』の取材に応じた。

かつて2018年ロシアW杯で韓国代表の指揮を執り、ドイツ代表を2-1で破る“カザンの奇跡”を起こしたことでも知られるシン・テヨン監督は、“超豪華メンバー”で今大会に挑む韓国代表を高く評価している。

勝ち上がり次第では対戦する可能性もあるだけに、第三者の立場で慎重に言葉を選びながらも、“負傷のない韓国代表の戦力”に舌を巻いていた。

ユルゲン・クリンスマン監督率いる韓国代表は、今回のアジアカップで64年ぶりの優勝を目指している。

韓国代表は“アジアの虎”を自負していながら、20世紀以降はアジアサッカー最高権威の国家対抗戦であるアジアカップにおいて優勝トロフィーを掲げたことがない。だからこそ、チャンピオンという座に対する“渇望”も大きい。

韓国代表が優勝候補の一角に挙げられる理由は、歴代屈指の豪華ラインナップを揃えているからだ。

FWソン・フンミン(31、トッテナム)を筆頭に、MFイ・ガンイン(22、パリ・サンジェルマン)、DFキム・ミンジェ(27、バイエルン・ミュンヘン)、FWファン・ヒチャン(27、ウォルヴァーハンプトン)など、欧州ビッグリーグで活躍する選手が並んでいる。

彼らを擁して国際Aマッチ6連勝をマークし、7試合連続無失点も記録している。

シン・テヨン監督
シン・テヨン監督

「クリンスマン監督は運がかなり良い」

そんな韓国代表の強さをシン・テヨン監督も認めた。

「個人的に、韓国の優勝確率はかなり高いと思う」と明かしたシン・テヨン監督は、「特に(アジアカップが開催される)カタールでは2022年W杯を経験した。ほかの国より有利な条件で試合を戦うことができる。それは日本も同じだ」と伝えた。

韓国代表の優勝が期待される理由はほかにもある。それは負傷者がいないということだ。

実際、シン・テヨン監督が2018年ロシアW杯で韓国代表を率いた際には、直前に多数の主力が負傷離脱するなど、厳しい台所事情に苦しんだことがあった。

今回のアジアカップでは、韓国代表のライバルである日本代表において、MF久保建英(22、レアル・ソシエダ)やFW三笘薫(26、ブライトン)など一部主力が負傷やコンディション低下で苦しんでいる。

シン・テヨン監督は「韓国には負傷者がいない。最上級のメンバーが構成された状態でメジャー級の大会に出場することは簡単なことではない。それも監督の運の一つだ。クリンスマン監督は運がかなり良い方だ。良いメンバーがいるだけに、(優勝の)確率も高いのではないかと思う」と伝えた。

そんなシン・テヨン監督だが、インドネシア代表を率いる立場としてやはり高みを見据えている。

2020年からインドネシア代表の指揮を執るシン・テヨン監督は、韓国代表監督時代に成し遂げた“カザンの奇跡”のような歓喜を再現しようとしている。

「9日のイランとの強化試合(0-5で敗戦)までに60~70%程度上昇した。敗れはしたが、期待以上だ。残りの5日間で20%さらに引き上げれば良い。ミスさえしなければ、異変を起こすことはできる」と、指揮官は力強く語った。

インドネシア代表は、イラク代表、ベトナム代表、日本代表と同じグループDに入っている。

2007年大会以来、インドネシア代表を16年ぶりに本大会に導いたシン・テヨン監督の第一目標は“ベスト16進出”だ。仮に韓国がグループEを首位通過し、インドネシア代表がグループDを2位通過すれば、両国は決勝トーナメント1回戦で対戦することになる。

母国との対戦可能性について、シン・テヨン監督は笑顔で「私は2位よりも3位でベスト16入りした方が良いと思っている。冷静に考えて、韓国と決勝トーナメントで対戦して勝てる可能性は低い」とし、「3位であれば挑戦する価値はある。韓国相手よりは容易だろう」と述べた。

なお、インドネシア代表は15日にイラク代表、19日にベトナム代表、24日に日本代表と対戦する予定だ。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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