12月24日(日本時間)、セントルイス地域メディア『セントルイス・ポスト・ディスパッチ』は、カージナルスに入団した新たな“外国人投手”キム・グァンヒョン(31)について問う読者の質問に、冷静な評価を突きつけた。
読者とのQ&Aの形式で掲載された記事だ。
とある読者が同メディアのカージナルス担当記者に、「キム・グァンヒョンを獲得したことに対するあなたの分析は? 成功か、失敗に近いか」と質問した。
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デリック・グールド記者は「キム・グァンヒョンがボールを投げるまでは失敗か成功かを判断することは難しい」としながらも、彼は救援投手というイメージを壊さなければならないと強調した。
キム・グァンヒョンは当初、現地では速球とスライダーに代表されるリリーフ投手として知られたが、今年に入って肘の負傷の影響を克服し、カーブとスプリットの完成度を高めながらメジャーで通用する先発投手であることを証明しようとし努力した。2つ球種の完成度を押し上げた状態だ。
しかしグールド記者は「キム・グァンヒョンが救援投手という部分に変化を与えることができなければ、多くのイニングを消化できず、大きな価値を与えることは難しい」と指摘した。
同時に「キム・グァンヒョンの本当の価値は、彼が先発投手の役割にこだわっていないところにある」とし、「彼の目標はメジャーリーグ進出にあったため、先発でも救援でも受け入れる準備ができている。それを条件に彼はメジャー進出の約束を結んだ」と強調した。
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