韓国Kリーグで発生した「選手交代騒動」で審判団6人全員に処分…今季残り公式戦割り当て停止に

2023年11月01日 サッカー #Kリーグ

浦和レッズとAFCチャンピオンズリーグ(ACL)同組の浦項(ポハン)スティーラーズと関連した「選手交代騒動」について、正式な処分が発表された。

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韓国サッカー協会(KFA)審判委員会は10月31日、ソウルのサッカー会館で審判評価小委員会を実施。

去る28日、全州(チョンジュ)ワールドカップ競技場で行われた全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータース対浦項のKリーグ1(1部)第35節で発生した交代手続き遵守違反(競技規則3条3項)と関連し、当該試合を担当した審判団6人全員に対し、2023年シーズン残りの公式戦割り当て停止など厳重な処分を下した。

該当違反は、試合の前半22分10秒頃、浦項DFキム・ヨンファン(30)が負傷によりピッチ外で治療中の状況で、浦項側が選手交代を要請した際に発生した。

キム・ヨンファン
(写真提供=韓国プロサッカー連盟)負傷交代したキム・ヨンファン(右)

浦項はFWキム・インソン(34)を下げ、DFシン・グァンフン(36)を投入することを要請したが、審判陣全員は負傷選手が交代されると認知し、キム・インソンがピッチ外に出ていない状態でシン・グァンフンのピッチ入りを許可した。

その結果、約4分30秒の間、キム・インソンとシン・グァンフンがピッチ上にいる状態で試合を運営した。

その後、交代に誤りがあることを認知した審判陣は、キム・インソンをピッチ外に送り出し、試合を再開した。

審判委員会は同日、審判団6人(主審、第4の審判、第1副審、第2副審、VAR、AVAR)に対し、競技規則3条3項の施行及び遵守違反の責任を問い、6人全員に対して2023年シーズンのKリーグ残り試合割り当て停止及び、FAカップなどほかの大会への割り当てを停止することで決定した。

特に、試合を担当し、該当ルールの履行失敗に対する責任がより大きい主審と第4の審判に対しては、来季のそれぞれのKリーグ1及びKリーグ2(2部)の審判登録と関連し、該当審判を一段階降格させる事案を案件として付託することにした。

浦項ベンチに選手交代の状況を説明する主審
(写真提供=韓国プロサッカー連盟)浦項ベンチに選手交代の状況を説明する主審

今回の決定に際し、KFAのイ・ジョンミン審判委員長は「選手の負傷及び治療、そして選手の交代に伴うピッチへの出入りは、審判員がその手続きを徹底的に管理・監督しなければならない。負傷者の移送、ピッチ周辺での治療及び選手交代が同時に起きた状況で発生した審判の錯覚は人間的なミスと言えるが、韓国サッカーの最高レベルと言えるKリーグ1ではこれを容認することは難しい」と伝えている。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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