元日本代表監督トルシエ、ベトナム率いて韓国と激突!「強豪との試合、我々には成長のチャンス」

「韓国はトップクラスのチーム。ベトナムには成長のチャンスがある」

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フィリップ・トルシエ監督率いるサッカーベトナム代表は本日(10月17日)20時より、水原(スウォン)ワールドカップ競技場でユルゲン・クリンスマン監督率いる韓国代表との国際親善試合を行う。

試合を前日に控えた16日の記者会見には、トルシエ監督とDFド・ドゥイ・マン(27)が出席した。

ベトナムは現在、世界ランキングで95位に位置している。同26位の韓国よりも客観的に見て戦力が劣るのは事実だ。

トルシエ監督はパク・ハンソ監督の後を継ぎ、今年初めからベトナムを率いている。

「強豪の韓国との試合を控えている。トップクラスのチームを相手に、我々ができなかったことを重点的に準備した」というトルシエ監督は、「現在はチームをリビルディングしており、段階的にチームを作り上げる過程にある。成長を続けることが我々の根本的な目標であり、強豪相手に戦えるよう生まれ変わることが目的だ」と強調した。

フランス出身のトルシエ監督は、かつて1998年から2002年まで日本代表を率い、2002年日韓W杯でも“トルシエ・ジャパン”の指揮官としてチームをベスト16に導いた。それだけ、韓国とアジアサッカーについても詳しい指導者の一人でもある。

フィリップ・トルシエ監督
(写真提供=アフロ)フィリップ・トルシエ監督

トルシエ監督は「20年前と比べて、韓国の選手たちは欧州で認められるほど発展した。韓国はW杯出場を継続している。選手たちの実力は毎年発展しており、有望な若手が輩出される」とし、「格差が大きく見られるかもしれないが、狭められると思う。時間が経てば、さらに良くなると予想している」と説明した。

ベトナムは10月の代表期間、去る10日には中国に0-2で敗れ、13日の非公開での親善試合でもウズベキスタンに0-2で敗れた。

「今回の代表には新しい選手が非常に多い。強い相手と会うことに対し感謝している。良い土台になるだろう。成長の機会としてアジアツアーを企画した。今回のチャンスを最大限生かし、試合を通じて学ぶことに集中したい」とトルシエ監督は誓った。

また、ド・ドゥイ・マンは「厳しい試合が予想される。韓国はアジアだけでなく、世界でも認められているチームだ。多様な戦略を準備した」とし、「すべてのベトナムの選手がこの機会を感謝している。ベトナム国旗を付けてプレーをすることに自負心を感じている。韓国には欧州でプレーする選手が多い。韓国や日本の選手たちはベトナムの選手に夢を持たせている部分もある。より良くなるために最善を尽くす」と力を込めた。

本日の試合には、ベトナム代表の元監督であるパク・ハンソ氏も激励に駆け付ける予定だ。「嬉しいニュースだ。士気が引き上がる部分になる」と喜んだド・ドゥイ・マンは、「ただ、試合では準備してきた多様な戦術と戦略を駆使し、集中して最善の結果を出せるようにしたい」と伝えた。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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