「サッカーも上手なのに顔もかっこいい!」
10月4日に閉幕した杭州アジア大会。なかでもサッカーは韓国代表が優勝したことから、現地では大きな盛り上がりに。また、日本代表の10番、西川潤(21、サガン鳥栖)のイケメンぶりも韓国で大きな話題となったことは記憶に新しい。
アジア大会の熱が冷めやらぬなか、今後はA代表ウィークとなる。13日にはチュニジア代表、17日にはベトナムとホームで親善試合を行う予定だ。
試合を控え、A代表は9日から坡州(パジュ)のサッカー国家代表トレーニングセンター(NFC)で調整している。そんななか、練習初日の9日には坡州NFCで特別なイベントが開かれた。
大韓サッカー協会は公式サポート企業「ギネス」と協業し、サッカーファンが代表選手と接することができる「ギネス・ファン・ハイタッチ・イベント」を開催。12人という狭き門を潜り抜けた幸運の主人公たちは、代表選手たちと楽しい時間を過ごしていた。
このイベントは、坡州NFCに設置されたイベントゾーンを通る選手たちにファンが接するというもの。まるでランウェイを歩くかのように選手が入場すると、ファンは歓声を上げた。
特に、先のアジア大会で活躍したイ・ガンイン(22、PSG)とソル・ヨンウ(24、蔚山現代FC)の人気が高かった。2人は親切に写真を撮り、サインにも応じていた。金メダル獲得直後だったからか、表情はより明るく見えた。
本サイト提携メディア『OSEN』の記者は、イベントに参加したサッカーファンの大学生キム・ソヒョンさん(22)から話を聞くことが出来た。彼女は「ソル・ヨンウの大ファンだ。彼はハンサムでサッカーも上手だが、ファンサービスが本当に格別だ。ファンにいつも笑いながら接してくださるので真心が感じられる。ソル・ヨンウ選手を好きになり、蔚山現代のファンにもなった。今回、(浦項スティーラーズとの)東海岸ダービーも見に行った」と感動を隠さなかった。
また別のファンは「私はイ・ガンイン選手のファンだ。私を覚えてくれてありがたい。今日、レタリングケーキを用意して差し上げたが、気に入ってくださった。イ・ガンイン選手もファンサービスを欠かせない。サッカー選手が好きな理由は、このように会うことができ、スタジアムにも会えるからだ。金曜日の国際Aマッチも見に行く。(イ・ガンインの)存在だけで幸せだ」と喜んだ。
最近の韓国サッカー界では、優れた技量とビジュアルを兼ね備えたスターが続々と登場していることから、女性サッカーファンが目に見えて増えている。女性ファンは男性よりも積極的に好きな選手たちを応援するだけでなく、サッカー関連の消費も多い。サポート企業のギネスも、彼女たちをターゲットにしたサッカーイベントで大きなPR効果を享受しているようだった。
キム・ソヒョンさんは「イベント当選のためにギネスビールを毎日飲んだ。秋夕(チュソク、旧暦8月15日)も飲んでいた。情熱と真心を見せようとSNSで広報もたくさんした。競争率は100倍だった」と笑顔を見せた。
韓国国内はもちろん、海外組の選手を一目見ようとヨーロッパに足を運ぶケースも少なくない。また別のファンは「今年6月、母親と一緒にイ・ガンイン選手を観ようとスペインのマジョルカまで行ってきた。今回は家族と一緒にパリに行って、PSGの試合を観戦する予定だ」とし、大きなファン心を示した。
(記事提供=OSEN)
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