ストラスバーグが過去最高270億円で契約…リュ・ヒョンジンのFAにも影響か

リュ・ヒョンジン(32)は2019シーズンが終わり、西地区に残りたいという意思を明らかにした。

どうせならロサンゼルス・ドジャースに残留するのが最善という内心を、さり気なく見せたこともある。

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だがロサンゼルス・ドジャースは今年のフリーエージェント(FA)市場で、ゲリット・コール、スティーブン・ストラスバーグとの契約に集中する姿を見せた。

12月10日(日本時間)、ストラスバーグが前所属球団であるワシントン・ナショナルズと、歴代投手最高額となる7年2億4500万ドル(約266億1250万円)で契約した。

同時にゲリット・コールは、それ以上の契約条件ですぐに歴代最高額を更新するとの見通しがあふれている。そのためドジャースも急いで電卓を叩いている。

リュ・ヒョンジン(中央)

米メジャーリーグの各球団にとって、リュ・ヒョンジンは関心の対象だ。リュ・ヒョンジンに長らく多くの関心を寄せたミネソタ・ツインズ、シカゴ・ホワイトソックス、トロント・ブルージェイズだけでなく、ロサンゼルス・エンゼルスや前所属球団ドジャースも忙しくなった。

ドジャースがゲリット・コールと契約できなければ、リュ・ヒョンジンに舵を切る可能性が高い。ドジャースはストラスバーグとコールを逃すようであれば、リュ・ヒョンジンに関心があると言及したこともある。

コール、ストラスバーグ、リュ・ヒョンジンはいずれもメジャーリーグ最高のエージェント、スコット・ボラスが担当している。3億ドルに迫るとされるコールの契約が終われば、ボラスはリュ・ヒョンジンにオールインすると予想される。

リュ・ヒョンジンの金額が同時に上昇するという予想も出ている。リュ・ヒョンジンをめぐり、各球団の思惑が錯綜している。

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