かつてFC東京で活躍した元韓国代表DFチャン・ヒョンス(31)が“完治”を報告した。
チャン・ヒョンスは9月1日、自身のX(旧ツイッター)とインスタグラムを更新。冒頭に「僕の腫瘍は100%消えた」と綴った。
チャン・ヒョンスは今年6月5日、自身が所属するアル・ヒラル(サウジアラビア)を通じて、リンパ節の良性腫瘍が発覚したことを明らかにした。当時の発表では治療に3~4カ月を要すると伝えられていたが、無事に回復に至ったようだ。
今回の発表に際し、チャン・ヒョンスは以下のように感謝を伝えている。
「まず最初に、妻にありがとうを伝えたい。一生懸命僕のことを看病してくれた、その感謝の気持ちは一生忘れない。また、あなたの犠牲と強い心、心からの涙も絶対に忘れない。あなたのおかげで良い結果が得られたと思う。本当にありがとう」
「そして、僕のことを支えてくれたすべての人に本当にありがとうと伝えたい。今後数週間は再発を防ぐために放射線治療を受けなければならないが、誰よりも強い体を作り、またすぐに戻ってくる」
なお、チャン・ヒョンスの投稿には、古巣のFC東京が青と赤のハートの絵文字とともに「#YNWA」などと綴り反応していたほか、FC東京やアル・ヒラルのサポーターなども回復を祝福するコメントを寄せていた。
1991年9月生まれのチャン・ヒョンスは、2012年にFC東京でプロデビュー。2014~2017年に中国の広州富力(現・広州城足球倶楽部)に在籍した期間を挟み、2019年まで通算5年間、FC東京に在籍した。J1リーグ通算88試合8得点を記録し、2018年シーズンにはクラブ史上初めて外国籍選手としてキャプテンも務めた。
以降、2019年夏に加入したアル・ヒラルではリーグ優勝3回(2019-2020、2020-2021、2021-2022)、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)優勝2回(2019年、2021年)を経験するなど、主力として活躍を続けていた。
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