韓国女子バレー界“追放”の天才セッター、キム・ヨンギョンへの暴露止まらず…SNSで意味深投稿続々

学生時代のいじめ加害発覚で韓国から事実上の“追放”となり、現在は海外で活動中の元女子バレー韓国代表イ・ダヨン(26)が、今になって世間を騒がせている。

【写真】イ・ダヨンのキス顔

イ・ダヨンは8月28日、自身のインスタグラムを更新し、キャプションに意味深な文章を綴った。

「セクハラ、職場暴力。KOVOはその選手に事実を確認しましたか?また、その記者の方の真実が気になるのであれば、その選手に直接聞いてみてください」

これとともに、イ・ダヨンは韓国バレーボール連盟(KOVO)内の選手苦衷処理センターの画像を添付。「選手人権保護のための規定」第8条の内容も書き記した。

「選手人権保護のための規定」第8条には、「誰であっても、次の各号の1に該当する行為で選手の人権を侵害したと認められる場合、選手苦衷処理センターにその内容を申告することができる。△殴打または暴言などの暴力行為、△セクハラをしたり、性的羞恥心を誘発する行為、△そのほか選手個人の人格を不当に侵害する行為」と書かれている。

また、「連盟は前項の届出内容が明らかに偽りであったり、理由がないと認められる場合を除き、届出内容を直ちに賞罰委員会委員長に報告しなければならない」「第5条第2項及び前項の場合、賞罰委員会委員長は直ちに賞罰委員会を招集し、事実調査を行わなければならない。ただしこの場合、賞罰委員会は関連当事者に疎明の機会を与えることができる」と記されている。

(写真提供=KOVO)イ・ダヨン

「飲み屋の女性扱いをされた」

イ・ダヨンは最近、韓国バレー界の“女帝”ことキム・ヨンギョン(35)への暴露を続けている。

例えば、今月18日にはキム・ヨンギョンとみられる相手とのメッセージ内容を公開。イ・ダヨンが「毎日練習する度に怖かったですし、びくびくしていました。オンニ(姉さん)が無視して嫌っていることは試合をするときも練習するときも皆知っているのに、とても大変です。いつもオンニが気になるほど嫌がる行動ばかりしているから、そうしているのは知っています。もっと気をつけます」と伝えると、キム・ヨンギョンとみられる相手は「私がそうして大変で怖くても我慢して。私もあなたが嫌いで、不便でも我慢しているから」と返していた。

また、19日にはネットユーザーから届いたDMを公開。ネットユーザーからの「キム・ヨンギョン選手を非難しようとして、学生時代のいじめ問題が発覚したことを覚えていないのか。人に関心を持たないでほしいと言いながら、なぜ人前で嫌がらせをしたのか」というDMに対し、「キム・ヨンギョン選手のファンのようだが、以前から悪口を話していたし、いじめは基本だったし、代表チームでも人々の前で飲み屋の女性扱いをしていた」という主張を伝えた。

さらに23日には、「時には言葉が刃物より鋭く、傷が長く残る。2018年選手村、2019年ワールドカップ日本」とキャプションに綴り、韓国政府・雇用労働部の「職場内性暴力予防・対応マニュアル」の画像を掲載していた。

(写真提供=KOVO)キム・ヨンギョン

なお、イ・ダヨンが暴露する以前、キム・ヨンギョン側は悪意的に作成された報道資料やユーチューバーの動画に対し、強硬対応するという立場を明らかにしていた。

◇イ・ダヨン プロフィール

1996年10月15日生まれ。韓国・全羅北道出身。身長180cm。韓国のプロバレーボール選手で、元韓国代表。フランスのボレロ・ル・カネ所属。双子の姉イ・ジェヨンもバレー選手。実父は陸上競技(ハンマー投げ)韓国元代表のイ・ジュヒョン、実母はソウルオリンピック代表セッターのキム・ギョンフィというサラブレッド家系。2014年のプロデビューから2021年1月まで韓国国内で活躍していたが、学生時代のいじめ発覚で物議を醸し、無期限出場停止と代表資格はく奪処分を受けた。その後、活躍の場を求め、2021-2022シーズンはギリシャのPAOKテッサロニキ、2022-2023シーズンはルーマニアのラピド・ブカレストでプレーした。

◇キム・ヨンギョン プロフィール

1988年2月26日生まれ。韓国・京畿道出身。身長192cm。興国生命ピンクスパイダーズ所属。小学4年生からバレーを始め、2005年に新人ドラフト1位で韓国Vリーグの興国生命ピンクスパイダーズに加入。その後、JTマーヴェラス(日本、2009年~2011年)、フェネルバフチェ(トルコ、2011年~2017年)、上海ブライトユーベスト(中国、2017年~2018年)、エジザージュバシュ(トルコ、2018年~2020年)と海外を転々とし、2020-2021シーズンは11年ぶりに復帰した興国生命で活躍、退団後は上海ブライトユーベストでプレーし、2022年6月に興国生命に再復帰した。東京五輪ではキャプテンとして女子バレー韓国代表をベスト4に導いた後、2021年8月12日に代表引退を発表。2019年8月からは『シッパンオンニ(食パンお姉さん)』という名前でYouTubeチャンネルを運営している。

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