12月11日から釜山(プサン)で開催される東アジアサッカー連盟(EAFF)E-1サッカー選手権に参加する23人の韓国代表メンバーが発表された。
A代表招集期間にU-22韓国代表合宿が予定されていることから、パウロ・ベント監督とキム・ハクボム監督が協議をし、今回のA代表にはU-22代表チームの対象選手は招集しなかった。
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今回の韓国代表の招集メンバーを詳しく見てみると、Kリーグで活躍しているムン・ソンミン(全北現代)やキム・ボギョン(蔚山現代)などKリーグ所属選手をはじめ、キム・ヨングォン(ガンバ大阪)やキム・ミンジェ(北京国安)などの主軸メンバーが合流した。
MFユン・イルロク(済州ユナイテッド)は2017年11月のE-1サッカー選手権以来2年ぶりに、ハン・スンギュ(全北現代)とキム・インソン(蔚山現代)は2018年12月のアジアカップ招集訓練以来1年ぶりに、A代表に抜擢された。
所属チームで良い姿を見せているイ・ヨンジェ(江原FC)は、初めて代表メンバーに名を連ねた。
ベント監督は「Aマッチ期間ではなく、シーズンが進行中の欧州、中東リーグの選手たちは合流できないが、これまで観察してきた選手たちの技量を点検できる良い機会になるだろう」とし、「韓国での大会が行われるだけに、多くのサッカーファンたちの期待に応えられるよう努力する」と述べた。
キム・パンゴン戦力強化委員長は「ベント監督は国内で開催される今回のE-1サッカー選手権の重要性を強調し、U-22代表の一部選手の招集を希望した」とし、「2人の監督と長時間議論し、国家代表戦力強化委員会の意見収集を通じて韓国サッカー協会の戦略的な優先順位で、U-22代表チームの対象者はオリンピック代表チームに集中することを決定した」と明らかにした。
またキム委員長は「両チーム監督が協力してくれ、今後も緊密な協力と情報共有を約束した。協会も各種行政的支援に最善を尽くす」と伝えた。
今回招集される韓国代表チームは、大会の準備のために12月5日(木)、蔚山で招集トレーニングを開始し、大会2日前の12月9日に釜山に移動する予定だ。
GK:キム・スンギュ(蔚山現代)、チョ・ヒョヌ(大邱FC)、ク・ソンユン(コンサドーレ札幌)
DF:キム・ヨングォン(ガンバ大阪)、キム・ミンジェ(北京国安)、パク・ジス(広州恒大)、クォン・ギョンウォン(全北現代)、パク・チュホ(蔚山現代)、キム・ジンス(全北現代)、キム・テファン(蔚山現代)、キム・ムンファン(釜山アイパーク)
MF:ソン・ジュンホ(全北現代)、ファン・インボム(バンクーバー・ホワイトキャップ)、チュ・セジョン(FCソウル)、ハン・スンギュ(全北現代)、イ・ヨンジェ(江原FC)、キム・ボギョン(蔚山現代)、ムン・ソンミン(全北現代)、ユン・イルロク(済州ユナイテッド)、キム・インソン(蔚山現代)、ナ・サンホ(FC東京)
FW:イ・ジョンヒョプ(釜山アイパーク)、キム・スンデ(全北現代)
12月5日:招集トレーニング(蔚山総合運動場)
12月9日:釜山に移動した後、公式記者会見
12月11日19:30:韓国vs.香港
12月15日19:30:韓国vs.中国
12月18日19:30:韓国vs.日本(釜山アジアド主競技場)
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