パリ・サンジェルマン（PSG）の韓国代表MFイ・ガンイン（22）が、来日後初の公式練習に参加しなかった。
フランスメディア『レキップ』は7月24日（日本時間）、「PSGが日本の大阪に到着後、初練習を行ったが、イ・ガンインは連取上に到着しなかった」と伝えた。
イ・ガンインは去る21日に行われたル・アーヴルとのプレシーズンマッチ初戦で先発出場したが、右太ももを負傷した。前半を通して華麗なプレーを見せ続け、PSGの攻撃に勢いを与えていたが、44分に突然太ももの痛みを訴えて交代された。
プレシーズンマッチ初戦での負傷に多くの懸念が伝えられたなか、アジアツアーの帯同メンバーには名を連ねた。
PSGは23日、クラブのチャーター機を利用して大阪入りし、本格的なアジアツアーに突入した。負傷の恐れがあったイ・ガンインも明るい表情でチームメイトとともにしていた。
その人気ぶりは圧倒的だった。
空港に到着した瞬間、イ・ガンインの名前を呼ぶ声があちこちから挙がった。どうにかサインをもらおうとするファンで埋め尽くされていた。イ・ガンインも丁寧にサインに応じ、ファンの熱気に応えていた。
ただ、その後PSGが公開した練習映像と写真では、イ・ガンインの姿が見られなかった。
フランスメディアは「PSGはイ・ガンインの負傷について特に言及していない。しかし、負傷が深刻であればクラブハウスに残っていたはずだ」とし、イ・ガンインの負傷が大きくないものと見通した。
なお、PSGは25日にヤンマースタジアム長居でアル・ナスルと対戦した後、28日に同会場でセレッソ大阪、8月1日に東京都の国立競技場でインテルと対戦する。
その後は韓国に渡り、8月3日に釜山（プサン）アジアド主競技場で全北現代（チョンブク・ヒョンデ）モータースとアジアツアー最後の試合を行う予定だ。
（構成＝ピッチコミュニケーションズ）
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