サッカー韓国代表が王者ブラジルと親善試合を行うことになった“意外な背景”とは

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サッカー日本代表が大阪の吹田スタジアムでベネズエラ代表とAマッチを行った11月19日、韓国代表は中東のUAEでブラジル代表とAマッチを行った。

試合は韓国が0-3の完敗を喫し、王者ブラジルの強さが際立つ結果となった。

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そもそも今回の親善試合は、2022年カタールW杯アジア2次予選(レバノン戦)で中東を訪れていた韓国と、グローバルツアーの一環でアルゼンチンとの親善試合をサウジアラビアで行ったブラジルの日程が、タイミングよく合ったからこそ決まったものだ。

発表があったのは10月中旬。先にブラジルサッカー協会が10月14日に公式サイトでその事実を伝え、韓国サッカー協会(KFA)が10月24日に正式発表した。

その際に韓国で報じられたのは「最初にブラジルサッカー協会から打診があった」ということだったが、過去に行われた韓国対ブラジル戦を取材してきた立場からすると、ちょっとした驚きだった。

というのも、韓国はブラジルと1995年8月に水原(スウォン)で行われた親善試合を皮切りに計5回対戦しているが、そのすべてが韓国サッカー協会がブラジル代表を招く形で行われてきたからだ。

2013年10月12日、ソウル・ワールドカップ競技場で行われた韓国対ブラジルの親善試合

1995年の初対戦や1997年W杯アジア最終予選前の親善試合、キム・ドフンが決勝ゴールを決めて韓国が唯一勝っている1999年の対決などでは、両国協会の共通スポンサーであるNIKEが主導していたし、2002年日韓W杯後初のAマッチとなった2002年11月の対戦ではホン・ミョンボ、ファン・ソンホンの引退試合というメモリアル要素があった。

直近の対戦である2013年10月の試合も、ソウル・ワールドカップ競技場で行われている。韓国が招いてブラジルと対戦するというのが常だった。

イランやサウジではなく韓国だった理由

ところが先日、ソウルでKFA関係者やメディア関係者に話を聞くと、今回は勝手が違ったという。

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