杭州アジア大会に挑むU-24韓国代表の指揮官が、MFイ・ガンイン(22、パリ・サンジェルマン)の招集に対する自信を伝えた。
韓国サッカー協会(KFA)は7月14日、杭州アジア大会に出場するU-24韓国代表メンバー22人を発表した。
同日、ソウル新門路(シンムンロ)のサッカー会館で行われた記者会見には、現役時代にセレッソ大阪や柏レイソルでも活躍し、現在U-24韓国代表を率いるファン・ソンホン監督が出席した。
今回のアジア大会には、オーバーエイジ枠を除いて1999年生まれの選手までが出場できるなか、2001年生まれのイ・ガンインもメンバーに含まれた。
ただ、イ・ガンインのアジア大会招集に関して、PSGとの協議は完全に行われていないという。
ファン監督は「イ・ガンインとコミュニケーションを取っている。(本人の)出場意志もかなり強い。(前所属チームの)マジョルカとは調整が終わっていたが、移籍したために新しいチームと調整しなければならない。まだ確定ではない」とし、PSGとの協議がさらに必要だと伝えた。
それでも、「ポジティブに考えている。(協議が)上手くいくと期待している。多方面で努力している」と、指揮官はイ・ガンイン招集に自信を見せた。
大会参加に加えて、招集期間も考慮しなければならない。
元々、9月4日から12日までは国際Aマッチ期間のため招集に無理はないが、アジア大会は同月23日より開幕するため、PSGと招集期間について協議を進める必要がある。
ファン監督は「所属チームの許可がなければ(チームに)戻らなければならない。練習期間の面が曖昧になっている」と伝えた。あらゆる面で調整が必要な状態だ。
指揮官はイ・ガンインをチームの主軸に据える計画だ。
「プランA、プランBの構想がある。選手とのコミュニケーションを通じて調整する必要もある」と明かしたファン監督は、「(イ・ガンインは)良い選手であり、個人の能力も尊重するが、サッカーはチームスポーツだ。11人、ひいては22人の選手たちと一つのチームになり、一つの方向を向いて進むことが重要だ。イ・ガンインは賢明だ。十分に認知しているはずだ。良い活躍をしてくれると思っている」と、イ・ガンインに期待感を示した。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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