W杯予選で“密集守備”に苦しむ韓国代表、スター選手揃うブラジル相手に打開策見出す?

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サッカー韓国代表率いるパウロ・ベント監督は、2022年カタールW杯アジア2次予選を前に相手の徹底した“密集守備”に悩まされていた。

なぜなら、就任後初めて戦ったアジアカップ2019で厳しい洗礼を受けたからだ。アジアで強豪国に入る韓国は、グループリーグや決勝トーナメントでDFラインを下げ守備に比重を置いた相手に毎試合苦戦を強いられ、ベスト8敗退という結果に終わった。

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以来、同じ過ちを犯しはしないと、ベント監督はワールドカップ予選招集メンバーに変化を加えた。

それまでずっと招集が見送られていたキム・シンウク(上海申花)を9月に招集すると、MF11人中9人を攻撃的なポジションで起用し、攻撃陣の組み合わせを増やしていった。11月のAマッチでは欧州組のアタッカーを全員招集するなど、ベストメンバーでトルクメニスタンやスリランカ、北朝鮮、レバノンといった相手の守備を打開する方法を模索し続けた。

だが、11月19日にUAEのムハンマド・ビン・ザーイド・スタジアムで行われるブラジルとの親善試合では、正反対の試合展開となる可能性が高い。

(写真提供=韓国サッカー協会)11月14日のカタールW杯予選レバノン戦でプレーするキム・ミンジェ(背番号4)

FIFAランキング3位のブラジルは、攻撃志向の強いサッカーをするチームだ。ネイマール(PSG)が負傷により離脱しているものの、それでも非常に豪華なメンバーとなっている。決定力と連係プレーで高い評価を得るロベルト・フィルミーノ(リバプール)をはじめ、ガブリエウ・ジェズス(マンチェスター・シティ)やウィリアン(チェルシー)など、ビッグクラブの中心選手が多く揃っている。

ブラジルは7月に自国開催のコパ・アメリカ2019を制覇して以降、チームの状態が下降線をたどっている。

直近5試合の成績が3分2敗であることに加え、コロンビア戦(2-2で引き分け)、ペルー戦(0-1で敗戦)、セネガル戦(1-1で引き分け)、ナイジェリア戦(1-1で引き分け)、アルゼンチン戦(0-1で敗戦)と、大量得点を記録した試合がない。

一方、ワールドカップ2次予選が始まってから、韓国代表は1度も失点していない。キム・ジンス(全北現代)、キム・ヨングォン(ガンバ大阪)、キム・ミンジェ(北京国安)、イ・ヨン(全北)による4バックと、GKキム・スンギュ(蔚山現代)が守るゴールは比較的安定した状態にある。

キム・ヨングォン(背番号19)

それでもブラジルが誇る攻撃陣の個人技は、今まで対戦してきたどの相手よりも違うレベルにあることは間違いない。レバノン戦で好プレーを見せ、欧州スカウト陣の目を引いたキム・ミンジェが、ブラジル相手にも対等に戦えるか注目が集まる。

反面、レバノン戦ドローの元凶と韓国内で名指しされているMFファン・インボム(バンクーバー・ホワイトキャップス)が、自身に降りかかる批判を黙らせるプレーを披露できるかにも関心が寄せられている。

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