徹底した体力管理と粘り強い雰囲気。
プレミア12で日本に負けて準優勝に終わった野球韓国代表チームの主力選手たちは、来年の2020東京五輪で日本に雪辱するための必須条件として2つを選んだ。
野球韓国代表チームは11月18日、重い雰囲気の中で仁川(インチョン)国際空港を通じて帰国した。
今大会で台湾、オーストラリアを抜き、アジア・オセアニア地区1位チームに与えられるオリンピック出場権を獲得したが、台湾、日本に相次いで敗れただけに笑うことができなかった。
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2008年北京五輪以来、再びオリンピックの正式種目に復活した野球で連覇に成功するためには、日本を必ず越えなければならない。8カ月後、再び敵地で戦わなければならないだけに、補完課題に集中せざるを得ない。
コンディションの低下で日本戦に登板しなかった左腕投手キム・グァンヒョンは、徹底した体力管理を優先した。
彼は「これから野球をする上で体力管理が重要だということを、さらに認識するようになった。来年はたくさんのイニングをこなしても、シーズン終了後に体力が落ちないようにトレーニングを強化する」と話した。
キム・グァンヒョンは12年前、北京五輪で日本を相手に予選で6イニング2失点、準決勝で8イニング2失点と守り抜き、次世代エースに成長した。
依然としてブルペン陣が豊富で小技に長けた打者が揃う日本野球を乗り越えるためには、韓国が変わらなければならないと声を高めた。
「個人的に(日本戦には)出場したかったが、思ったより体の具合が悪かった」と話したキム・グァンヒョンは、選手自ら体系的な体力管理をするよう強調した。
そして、一部で指摘される世代交代に関しても共感を示した。
「日本は体力に優れた若い選手たちがたくさん出ていた。我々はベテランが多く出場した」とし、「ベテランがまずもっと頑張らなければならない。しかし、北京組に頼らず来年は東京キッズたちがたくさん出るよう努力すべきだ」
今大会ベスト11に選定された“不動の遊撃手”キム・ハソンも体力管理に声を高めた。
「シーズンを振り返ると、本当に長かった。体力的に難しかった。選手団全体が体の管理に重点を置くべきだ」
短期戦での勝負であるだけに、粘りのある雰囲気を作っていこうという意見も出た。
プレミア12でも大胆なプレーを発揮したカン・ベクホは「個人的にチームが少し補完することよりも、もっと良い雰囲気を作りながら試合したら日本に勝てると思う」ときっぱり言い切った。
主将のキム・ヒョンスも「どんな言葉も言い訳に過ぎない。ただ準備をしっかりして、ワンチームになれるようにしたい。昨日の(決勝戦)試合が終わった後も、お互いを労った。悔しさが残る選手が多かったが、来年は返してやる」と語り、さらに強い結束力を強調した。
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