スーパーラウンド初戦でアメリカを破った野球韓国代表のキム・ギョンムン監督が、投打で活躍した選手たちを褒めたたえた。
11月11日、韓国は東京ドームで行われたプレミア12スーパーラウンド初戦のアメリカ戦を5-1の勝利で終えた。
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先発投手のヤン・ヒョンジョンが厳しい状況でアメリカ打線を1点に抑え、交代投手が以降の失点を許さなかった。打線においても、スリーランを放ったキム・ジェファンをはじめ、キム・ハソンやイ・ジョンフなどが猛打を振るい、チームに勝ち星を引き寄せた。
試合後、キム監督は「1回の危機をヤン・ヒョンジョンが抑えてくれたおかげで、流れが韓国に来てくれた。キム・ジェファンも2アウトの場面でホームランと、楽に試合を進めることができた」と総評した。
望んでいた代表初ホームランが出た瞬間、キム監督はキム・ジェヒョン打撃コーチらとハイタッチをして喜ぶ姿を見せた。
「試合前にホームランの期待をしていたが、それが現実になった。2アウト後に出るホームランにはなおさら意味がある。ベンチでコーチと喜び合った」とキム監督は話した。
ヤン・ヒョンジョンを6回まで投げさせた理由については「彼はキム・グァンヒョンとともにマウンドで心強い姿を見せており、だからこそ我々は勝つことができている。交代のタイミングについては、選手本人の意見を尊重したい。それほどの資格が彼らにはある」と述べた。
また、「本人に投げたい思いがあるのならば、信じてマウンドに送り出す。今日、ヤン・ヒョンジョンは90球まで投げられると言っていた。投げ続けたいという意欲があり、それを信じていた」と、難しい状況の中で好投したヤン・ヒョンジョンを称賛した。
3回にキム・ハソンが微妙な判定でアウトとなった場面についても、監督に質問が飛んだ。
キム監督は「アピールすべきタイミングと考えた。キム・ハソンもホームプレートを踏んだと主張しており、チャレンジを申告する他になかった。判定結果は惜しかったが、それも認めなければならない」と付け加えた。
韓国は次戦、11月12日19時からZOZOマリンスタジアムで台湾と対戦する。
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