元ホークス李大浩の福岡凱旋に韓国メディアも反応「8年経ってもインパクトは圧巻だった!」

2023年05月29日 スポーツ一般 #野球

8年ぶりに福岡に凱旋したイ・デホ(40)が、盛大な歓迎のなかで始球式を成功裏に終えた。

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今年で球団創設85周年、ドーム開業30周年を迎える福岡ソフトバンクホークスはイ・デホをセレモニアルピッチに招待した。

5月27日に元チームメイトたちと会い、試合も観戦したイ・デホは、28日に本拠地福岡PayPayドームで行われた千葉ロッテマリーンズ戦でセレモニアルピッチを務めた。バッターは柳田悠岐(34)、キャッチャーは中村晃(33)と当時のチームメイトが務めた。

2014~2015年にソフトバンクでプレーしたイ・デホは、2年間で285試合に出場して打率0.292(1076打数314安打)、5本塁打、166打点、OPS 0.858と活躍し、チームを日本シリーズ2連覇に導いた。歴代の外国人選手のなかでもソフトバンクファンに特に愛された選手の一人だ。

(写真提供=OSEN)ハリーホーク(左)とポーズを取るイ・デホ

ソフトバンクは2015年以来、8年ぶりに帰ってきたイ・デホを歓迎した。

28日午前には王貞治球団会長が訪れ、イ・デホと挨拶を交わし、試合前の練習中にも多くの選手やコーチングスタッフがイ・デホに挨拶した。イ・デホと一緒にプレーしたデニス・サファテとは、ビデオ電話を通じてお互いの近況を話し合っていた。

(写真提供=OSEN)王貞治球団会長(左)とイ・デホ

セレモニアルピッチに先立ち、ソフトバンクはファンにイ・デホを紹介する時間を設けた。ドーム内では、イ・デホが韓国のロッテ・ジャイアンツに在籍した当時、社稷(サジク)野球場でよく聞こえていた「デホ~」の応援と、ロッテ時代に使用されていた登場曲『Flying Duck』が鳴り響いた。

イ・デホは自身を迎えてくれたファンに「会えて嬉しいです。8年ぶりにまた来たのに、歓迎してくれてありがとうございます」と挨拶した。

高校時代に投手として活躍し、引退試合では投手として登板したイ・デホは、この日の始球式でも安定したピッチングを披露した。

セレモニアルピッチ前、柳田がバッターを務めることを聞いたイ・デホは「三振に打ち取っても良いか?」と冗談を言ったりもしていたが、実際の投球では中村が構えたグラブに正確にボールを送っていた。8年ぶりの凱旋も、イ・デホのインパクトは圧巻だった。

(写真提供=OSEN)セレモニアルピッチでのイ・デホ

セレモニアルピッチ後、日本の報道陣と記者会見と行ったイ・デホは、「このような素晴らしいイベントに招待してくれて感謝している。セレモニアルピッチができて嬉しかった。久しぶりに選手たちをそばで見てとても良かった」と感想を伝えた。

久しぶりの福岡凱旋で楽しい時間を過ごしたイ・デホは、「2年間、とても楽しい時間だった。2年とも優勝した。特に初年度は最後の試合まで優勝が決まらず大変だったが、最後の試合で優勝を確定し、日本シリーズまで制覇できて本当に嬉しかった。良い選手たち、良いフロントと一緒にプレーしながら、私も野球をたくさん学んだ」と、ソフトバンクでの経験が自身の野球人生に大きく影響を与えたことを感慨深く語っていた。

(記事提供=OSEN)

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