U-17W杯、ベスト8で“日韓戦”叶わず…韓国が日本に勝ち上がってほしかった理由

2019年11月09日 サッカー

U-17ワールドカップを戦うU-17韓国代表のベスト8の相手は、メキシコに決まった。

11月6日、ベスト16でアフリカの伏兵アンゴラと対戦した韓国はチェ・ミンソの決勝弾を守り切り、勝利を手にした。

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11月11日に行われるベスト8では、ベスト16で日本を2-0で破ったメキシコが韓国に立ちはだかる。

メキシコは大会通算2度の優勝を誇る強豪チームだ。韓国は2009年大会のベスト16でメキシコと対戦し、PK戦の末に勝利し当時ベスト8進出を決めた。

韓国としては、アジアのライバルである日本と対戦できなかったことが少し惜しいだろう。

(写真提供=韓国サッカー協会)ベスト8進出を決めたU-17韓国代表

2018年10月、マレーシアで翌年のワールドカップ出場権をかけて行われたアジアサッカー連盟(AFC)U-16選手権で、両国は決勝で相まみえると考えられていた。しかし、韓国が準決勝でタジキスタンとのPK戦に敗れたことで、決勝での日韓戦は実現されなかった。

日本は決勝でタジキスタンを破り、大会通算3度目の優勝に輝いた。

U-16選手権が終わった直後、韓国率いるキム・ジョンス監督は日本と決勝での対戦が叶わなかったことに惜しさを表した。日本相手に自信があったからだ。キム監督は「我々は前からプレッシャーをかけて戦うスタイル。日本は引いた相手に対してビルドアップ能力を発揮できるチームだが、我々のようにプレッシャーをかけてくるチームには能力を発揮できない。決勝で戦いたかった」と明かしていた。

昨年のU-16選手権では韓国の準決勝敗退で日韓戦が叶わず、今回のU-17ワールドカップも日本の敗戦により、またも直接対決の機会が失われた。

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