江坂任や天野純も戦う…韓国Kリーグ、次回ACL出場4チームのACLライセンス取得を発表

2023-2024シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場する韓国勢4チームがACLライセンスを取得した。

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Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は5月18日、2023-2024シーズンのACLに出場する蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)、全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータース、浦項(ポハン)スティーラーズ、仁川(インチョン)ユナイテッドがACLライセンスを取得したことを発表した。

4チームは昨シーズン、蔚山がKリーグ1優勝、全北がFAカップ優勝、浦項がリーグ3位、仁川がリーグ4位を記録し、2023-2024シーズンのACL出場権を確保している。

現役時代にベルマーレ平塚(現・湘南ベルマーレ)や柏レイソルで活躍したホン・ミョンボ監督が率いる蔚山には、元浦和レッズのMF江坂任(30)のほか、元横浜F・マリノスのFWユン・イルロク(31)、元アルビレックス新潟のDFイ・ミョンジェ(29)、元鹿島アントラーズのDFチョン・スンヒョン(29)、元セレッソ大阪のMFキム・ソンジュン(35)、元ガンバ大阪のDFキム・ヨングォン(33)などが在籍。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)蔚山の江坂任

全北には横浜FMからレンタル移籍中のMF天野純(31)のほか、元浦和のブラジル人FWラファエル・シルバ(31)、元新潟のDFキム・ジンス(30)らが所属。浦項には元ジュビロ磐田、サガン鳥栖、V・ファーレン長崎のFWペク・ソンドン(31)、仁川には元モンテディオ山形のGKミン・ソンジュン(23)、元柏、湘南、ザスパクサツ群馬、ロアッソ熊本のDFクォン・ハンジン(34)などが在籍している。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)全北の天野純
(写真提供=韓国プロサッカー連盟)浦項のペク・ソンドン
(写真提供=韓国プロサッカー連盟)仁川のシン・ジンホ

4チームは今年8月に行われる2023-2024シーズンのACLに出場するため、ACLライセンスを申請。韓国プロサッカー連盟は4チームを対象に今月17日、クラブ資格審議委員会を開いた。

クラブ資格審議委員会は、クラブライセンス発給を発議する独立した機構であり、ライセンス申請チームがAFCクラブライセンス規定に基づいた基準を充足したかを評価し、発給可否を決める。

ACLライセンス発行基準は、「スポーツ、施設、人事及び行政、法務、財務」の5分野で構成されている。

クラブ資格審議委員会は分野別審査を経て、4チームがすべての基準を満たしたことを確認した。これにより、全チームがACLライセンスを取得し、2023-2024シーズンのACLに参加できるようになった。

なお、今季からACL開催期間が既存の「春秋制」から「秋春制」に変更されたことにより、連盟はKリーグとACLの参加資格を付与するクラブライセンスを別途分離して実施することになる。

したがって、2024年シーズンのKリーグ参加資格を審査する「Kリーグライセンスクラブ資格審議委員会」は10月に開かれる予定だ。

(文=ピッチコミュニケーションズ)

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