プレミア12のグループCで韓国と対戦するオーストラリア、カナダ、キューバの司令塔が異口同音に韓国の強さについて話し、同時に警戒心を表わした。
韓国代表キム・ギョンムン監督、オーストラリア代表デーブ・ニルソン監督、カナダ代表アーニー・ウィット監督、キューバ代表ミゲル・ボロート監督の4人は11月5日、高尺(コチョク)スカイドームで開かれた記者会見に出席した。
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この記者会見でキム監督を除く3人の監督に、韓国野球について問う質問が出た。
3人の監督は、国際舞台で高い競争力を備えた韓国の実力を評価した。
ニルソン監督は「韓国がプレミア12とオリンピックの優勝国であることをよく知っている。 KBOリーグも選手層がしっかりとしたリーグだ。ディフェンディングチャンピオンである韓国を避けたかったが、韓国で試合することになった。だからこそ興奮し、期待される。選手たちも国際舞台で多くの経験を持っているので、頑張ってくれると信じている」とし、初戦の相手である韓国に一歩も引かない試合をする覚悟を示した。
韓国の2戦目の相手であり、グループC組の伏兵と見られているカナダのウィット監督も「今大会に出場する12チームのうち、韓国が最も強いチームだと思う」と話した。そして「韓国で韓国と試合をするので用心深くなるし、期待もされる」と興奮を隠せなかった。
グループ予選で韓国の最後の対戦相手であり、国際大会で韓国と深い因縁のあるキューバのボロート監督は、「韓国は非常に強いチームだ。投打のバランスが良いチームなので、野球人として非常に尊敬するチーム」と述べた。
そして「1972年ニカラグア大会のときは日本が強国であり、韓国はそのすぐ後ろにいた」とし「韓国は今、日本を超えるチーム」と警戒心を表わした。
予選3戦全勝でスーパーラウンド進出を狙う韓国のキム監督は、「韓国代表チームの強みはチームワークだ。どんな国際大会を行っても、チームワークだけは他国に負けないという自信がある」とし、「チームワークを土台に良い試合をしたい」と強調した。
グループCの試合は11月6日、12時からキューバ対カナダ、19時から韓国対オーストラリアが行われる。
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