Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は、5月2~3日に行われたKリーグ2(2部)第11節のMVP、ベストイレブン、ベストチーム、ベストマッチを発表した。
Kリーグ2第11節MVPは金泉尚武(キムチョン・サンム)のFWキム・ミンジュン(23)だ。
キム・ミンジュンは5月3日、安山(アンサン)ワースタジアムで行われた安山グリナース対金泉の試合で1ゴール1アシストを記録し、金泉を3-2の勝利に導いた。
この試合で先発出場したキム・ミンジュンは前半12分、右サイドで相手DFを突破した後、左足で鋭いシュートをゴールネットに突き刺し、先制ゴールを決めた。そして後半27分、ペナルティアーク正面でMFキム・ジンギュ(26)にパスをつなぎ、1アシストを追加した。
同日、金泉はキム・ミンジュン、FWチョ・ヨンウク(24)、キム・ジンギュのゴールで先に3点差をつけたが、安山もFWキム・ボムス(23)、FWガブリエル(26)のゴールで1点差に迫った。試合は3-2の金泉勝利で幕を閉じたが、熾烈な接戦を繰り広げた一戦は第11節のベストマッチに選ばれた。
ベストチームはFC安養(アニャン)だ。
安養は2日、天安(チョナン)総合運動場で行われた天安シティFCとの試合で、DFキム・ヒョンジン(29)、MFチョ・ソンジュン(32)、ブラジル人FWヤゴ(25)、ブラジル人MFアンドリゴ(28)のゴールで4-0の大勝に成功した。
なお、ベストイレブンには富川(プチョン)FC 1995の日本人MF高橋一輝(26)が選ばれた。
日本で柏レイソルU-15、流通経済大学付属柏高等学校に在籍した高橋は、スペインのレガネスユース、レアル・アランフェスを経て2017年にモンテネグロのFKイガロでプロデビュー。その後、フィンランドのFFヤロ、ルーマニアのFCウニヴェルシタテア・クラヨーヴァ、CSパンドゥリイ・トゥルグ・ジウ、スウェーデンの AFCエシルストゥーナ、ブルガリアのOFKピリン・ブラゴエヴグラトを渡り歩き、今季から韓国でプレーしている。
ほかでは、元サガン鳥栖のブラジル人DFニルソン(34、富川FC 1995)などもベストイレブンに選ばれていた。
Kリーグ2第11節ベストイレブンは以下の通り。
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FW:ガブリエル・ラモス(富川FC 1995)、ロナン・ジェロニモ(ソウルイーランドFC)、キム・ミンジュン(金泉尚武)
MF:アンドリゴ(FC安養)、高橋一輝(富川FC 1995)、キム・ジンギュ(金泉尚武)、ブルーノ・オリヴェイラ(ソウルイーランドFC)
DF:キム・ミンギュ(ソウルイーランドFC)、ニルソン(富川FC 1995)、キム・ヒョンジン(FC安養)
GK:ク・サンミン(釜山アイパーク)
(文=ピッチコミュニケーションズ)
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