元G大阪ファン・ウィジョが仏で強いられる「二重生活」の中身とは?

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フランスのジロンダン・ボルドーに所属するファン・ウィジョの二重生活が深まっている。

ファン・ウィジョは10月30日、フランスのボルドーで行われた2019-2020クープ・ドゥ・ラ・リーグ(カップ戦)のベスト32戦となったディジョン戦に先発出場してフルタイムを消化した。

この日、ボルドーは3-4-1-2のフォーメーションだったが、ファン・ウィジョの役割は2列目のアタッカーだった。前半4分と後半34分にミドルシュートを試みたが、相手GKのファインプレーに阻まれ、攻撃ポイントを挙げられなかった。

【関連】元ガンバ大阪ファン・ウィジョ、監督からは厚い信頼。なぜ?

この試合で注目すべき点がある。

最前線ポジションに空白ができたにもかかわらず、ボルドーのパウロ・ソウザ監督はファン・ウィジョを代替オプションとして選ばなかったのだ。

(’写真=ジロルダン・ボルドー公式SNS)ファン・ウィジョ

今季、ボルドーの看板ストライカーのジミー・ブリアンは、フランス・リーグ14年目の貫禄でチームの最前線を守っている。

ブリアンが先発に出た場合、ファン・ウィジョがサイドや2列目に配置されて、ブリアンが先発ではない場合はファン・ウィジョが最前線に布陣するのが、今シーズンのボルドーの攻撃陣形パターンだった。

直前の試合だった10月27日のリール戦でもワントップのブリアンが後半6分に交替された後、ファン・ウィジョが前線の中央にポジションをとった。

しかし、ディジョン戦は例外だった。平日にカップ戦まで行わなければならない厳しい日程のソウザ監督はブリアンに休息を与えたが、それでもファン・ウィジョのポジションは2列目だった。

ファン・ウジョに最も適しているポジションは、最前線のストライカーだ。

プロデビューした城南(ソンナム)FCから始まり、Jリーグのガンバ大阪でも最前線でプレーし、特有の果敢さを誇った。

韓国代表でもパウロ・ベント監督が赴任して以来、最前線を務めている。ペナルティーボックス内での動きが評価されている証だ。
特に、「攻撃のビルドアップ」を重視するベント監督の性格から、最前線に配置されたファン・ウィジョの戦術的重要性は高い。

ベント監督は「所属チームでどんな姿を見せても、我々はファン・ウィジョをワントップの最前線ストライカーとして活用する」とも言っている。

ボルドーでは韓国代表とは異なる役目を担うファン・ウィジョだが、パウロ・ソウザ監督の信頼も厚い。ボルドーはリーグ戦11試合を消化したが、ファン・ウィジョが欠場したのは1試合だけで、その試合も相手が弱く韓国代表の日程を消化した後に相次いで2試合を消化していたために与えられた休みだった。

活動量を重視するソウザ監督にとっても、ファン・ウィジョは攻撃戦術の基盤だ。

ディジョン戦終了後、フランスのウェブサイト『ウェブジロンド』は、「ファン・ウィジョはソウザ監督にとってなくてはならない存在だと思われる。チームメイトを助けるために守備的な役割は嫌がらなかった」と報じた。

今季、ファン・ウィジョがボルドーで最前線に投入された試合はリーグ戦・第2節のモンペリエ戦と第3節のディジョン戦だけだった。

しかし、10月、韓国代表にとって最も重要な一戦だった北朝鮮戦では、ファン・ウィジョはソン・フンミンとともにツートップで起用された。欧州進出の1年目、ファン・ウィジョは所属チームと代表チームで与えられるそれぞれ違う役割をこなし、さらに成長している。

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