サッカー韓国代表を率いるパウロ・ベント監督が10月30日、ソウルのサッカー会館で開かれた東アジアサッカー連盟(EAFF)E-1サッカー選手権のキックオフ記者会見に出席した。
韓国代表は2015年、2017年に続き、3大会連続の優勝を狙う。
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ベント監督は「通算4度の優勝と、最近の大会2連覇が持つ意味と重要性を知っている。何よりもこの大会がホームで開催されるだけに、しっかりと準備して、目的の結果を得ることができるようにする」と話した。
E-1サッカー選手権は、国際サッカー連盟(FIFA)が指定するAマッチ期間に行われない。したがって海外組の招集が義務ではない。
現在、韓国代表として活躍しているソン・フンミン(トッテナム)、ファン・ウィジョ(ボルドー)、ファン・ヒチャン(ザルツブルク)、イ・ガンイン(バレンシア)などは、代表チームに合流しない。
ベント監督は「これまでの招集とは異なり、海外組が招集されない。与えられた環境で最善を尽くして準備する予定だ。他の選手を観察できる機会になる。新たに選抜される選手もいるということを申し上げたい」と付け加えた。
E-1サッカー選手権で日本代表と初戦を戦う中国代表は、マルチェロ・リッピ監督が参加しない。中国はリッピ監督の代わりに、2軍監督が指揮をとる予定だ。
ベント監督は「自分たちのチームに集中することが正しいと考える。他のチームに対して過度に神経を使うことは好ましくない。相手を尊重する気持ちで試合を行うが、相手がどんなチームを作るのかは重要ではない。影響を受けることもないだろう」と、気にしないことを強調した。
ただ同時に「約束できることは、私は韓国代表の監督として、どんな大会であろうと無条件で現場にいる。私の代わりにコーチを派遣することはないだろう」と、断固とした態度を示した。
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