2023年WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の韓国代表メンバーに選ばれていた投手コ・ウソク(高祐錫/24、LGツインズ)が、早ければホーム開幕戦で復帰を果たす見通しだ。
LG率いるヨム・ギョンヨプ監督は去る4月1日、KTウィズとの2023年シーズン韓国プロ野球KBOリーグ開幕戦が行われた水原(スウォン)KTウィズパークで、試合前に報道陣の取材に応じた。
そこで、「最速でホーム開幕戦に合流できる」とし、コ・ウソクの近況と復帰日程について明らかにした。
コ・ウソクは現在、肩の負傷のためリハビリ軍にいる。原因は去る3月6日、日本の京セラドーム大阪で行われたオリックス・バファローズとの強化試合だ。
当時、登板途中に肩の違和感を訴えたコ・ウソクは、わずか12球で途中降板した。直後、大阪市内の病院で検査を受けた結果、「単純な筋肉痛」と診断されていたが、WBC本大会では1試合も登板できず。韓国の1次ラウンド敗退をベンチで見守るしかなかった。
大会を終えて帰国後、韓国国内で精密検査を受けた結果、右肩の回旋筋腱板の筋肉痛の一つである棘上筋に炎症が発見された。この影響でオープン戦も登板できず、リハビリ軍で回復に専念することになった。
そんなコ・ウソクについて、ヨム監督は「一昨日(3月30日)、ピッチングを一度してみたが、痛みはないと言っていた。早ければホーム開幕戦に出場できる」と話した。LGのホーム開幕戦は、来る7日に蚕室(チャムシル)球場で行われるサムスン・ライオンズ戦だ。
ヨム監督は「もう一度ピッチングをし、問題なければ合流させるつもりだ。痛みがないと言っていたので、再検査を受ける計画はない。トラックマンの数値をチェックして決定する。最初のピッチングでは数値が多少下がっていた」と述べた。
コ・ウソクは2022年シーズン、61試合に登板し4勝2敗42セーブ、防御率1.48を記録し、自身初のセーブ王のタイトルを獲得した。
守護神コ・ウソクが不在の間、LGはKTとの開幕2連戦を戦い1勝1敗としていた。
(記事提供=OSEN)
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