元阪神・藤浪の8失点KOに韓国メディアが辛辣反応「160km剛速球も無駄…あっという間に崩壊した」

高校時代は大谷翔平(28、ロサンゼルス・エンゼルス)の“ライバル”と呼ばれた藤浪晋太郎(28、オークランド・アスレチックス)が、米メジャーリーグのデビュー戦で乱打を喫した。最速160kmの剛速球も無駄だった。

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藤浪は4月2日(日本時間)、本拠地オークランド・コロシアムで行われたエンゼルス戦で先発登板するも、2.1回を投げて5被安打、3四球、4奪三振の8失点と崩れた。防御率は30.86となった。

開幕前のオープン戦では5試合(18.2回)を投げて3勝の防御率3.86、20奪三振と決して悪くない成績を出していた藤浪。しかし、本番は違った。

序盤は好投も…「一瞬で崩れた」

初回はテーラー・ウォード(29)とマイク・トラウト(31)を連続三振に仕留め、同じ日本人の大谷を一ゴロに打ち取った。2回も難なく三者凡退に成功した。

ところが、3回に一瞬で崩れた。先頭打者のルイス・レンヒーフォ(26)に許した四球が発端だった。

先頭からいきなり走者を出した藤浪は、ジョバンニ・ウルシェラ(31)に中前安打を打たれると、ローガン・オホッピー(23)に適時二塁打を打たれ先制を許した。

以降もエンゼルス打線に捕まり、ウォードに中前適時打を浴びてトラウトを四球で出すと、大谷に左フェンス直撃の“ホームラン性短打”で失点を重ねた。

直後、アンソニー・レンドン(32)の犠飛でようやく一つアウトカウントを得るも、ハンター・レンフロー(31)に四球を与え再び満塁のピンチに。最後はジェイク・ラム(32)に2打点の中前適時打を打たれた末、一死一、三塁で降板した。

2番手アダム・オラー(28)も後続に打ち込まれ、藤浪が残した走者2塁が全員ホームに帰還し、藤浪の失点は8点となった。エンゼルスは3階だけで打者一巡、一挙11得点のビッグイニングを作った。結局、試合は13-1でエンゼルスが大勝。藤浪は敗戦投手となった。

(写真提供=AP/アフロ)藤浪晋太郎

55球を投げた藤浪は、最速99.6マイル(約160km)の平均97.9マイル(約157.6km)を記録。フォーシームファストボール(20球)のほか、スライダー(18球)、スプリット(14球)、スイーパー(3球)を投げた。

球速こそ速かったものの、打者が打ちやすいコースに球が飛び、集中打を浴びた。そこに制球難も重なり、あっという間に崩壊してしまった。

高校時代は大谷とライバル関係を組んだ藤浪は、阪神タイガースで通算10シーズンの間に189試合(994.1回)を投げ、57勝54敗11ホールド、防御率3.41、1011奪三振を記録した。

プロ初年度の2013年シーズンから阪神先発陣の主軸に据えられ、2015年シーズンまで3年連続二桁勝利を達成。2017年には侍ジャパンの一員としてWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)も経験した。しかし、その後は激しい制球乱調で成長が遅れた。

それでも、2020年シーズンには自己最速162kmの剛速球を投げ、昨季は16試合(66.2回)を投げて3勝5敗、防御率3.38、65奪三振で巻き返しの兆しを見せた。そしてシーズン終盤にメジャー挑戦の意志を示し、阪神のポスティング許可を得て、アスレチックスと1年325万ドルの契約を結んだ。

メジャー初年度にして、アスレチックスの開幕2試合目で先発を任されるなど、高い期待を受けていた藤浪。しかし、念願のデビュー戦はほろ苦い結末に終わってしまった。

(記事提供=OSEN)

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