「悔しさは3年後の次の大会まで持って行こうと思う」
WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に韓国代表として参加したウォン・テイン(22、サムスン・ライオンズ)は3月23日、ソウル高尺スカイドームで開かれるキウム・ヒーローズとのオープン戦前のインタビューで、「WBCで感じた悔しい気持ちは、3年後の次の大会まで持って行こうと思う」とし、苦い思い出となった初WBCの感想を伝えた。2009年大会で準優勝して以来、2大会連続で1次ラウンド敗退だった韓国。
そのため、今大会ではベスト4を目標に掲げたが、2勝2敗のグループ3位で早くも脱落する結果となった。初出場となったウォン・テインは、3試合(41イニング)に登板して1勝、防御率6.23と力投するも、残念な成績表をもらう結果となった。
「悔しさはずっと持っている」と話したウォン・テインは、「それでも、悔しいよりは認める気持ちがもっと大きいようだ。オーストラリアに負けたのは正直悔しかったが、日本戦では悔しいというよりは落ち込んだ」と話した。
韓国を13-4で破った日本は、1次ラウンドを全勝で準々決勝に駒を進めた。その後もイタリア、メキシコ相手に勝利し、決勝ではアメリカを3-2で制して通算3度目の優勝を手にした。
先立って20日のインタビューでも日本について言及していたウォン・テイン。当時、「(大谷は)本当に素敵だったよ」とし、「本当に謙虚なスタープレーヤーだと感じた。グラウンドで挨拶してボールを拾う姿を見ながら、すごく謙遜していた」と印象を語っていた。
そのため、今回の決勝も見逃さなかったようだ。「観た。かっこよかった」と笑うと、「本当にかっこいいと思う。認めなければならない。メキシコ戦で逆転した時もそうだし、アメリカ戦もそうだし、ある意味、今回の日本の姿がもともとの韓国野球だったようなので残念だ。チームワークを作り直さなければならない時期のようだ」とし、次回の雪辱を約束した。
(記事提供=OSEN)
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