「“日本が最強”大谷の日本」と韓国も認めざるを得ないドラマチックな展開…14年ぶり頂点に【WBC2023】

野球日本代表が超豪華メジャーリーガー軍団で構成されたアメリカ代表を破り、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)優勝を果たした。2009年の第2回大会に続き、14年ぶりの制覇だ。

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韓国メディア『OSEN』は決勝終了直後、「“日本が最強”大谷の日本、超豪華ML軍団米国を破り頂点に立つ」と題して報じている。

日本は今大会、ダルビッシュ有(36、サンディエゴ・パドレス)、大谷翔平(28、ロサンゼルス・エンゼルス)、吉田正尚(29、ボストン・レッドソックス)、ラーズ・ヌートバー(25、セントルイス・カージナルス)の現役メジャーリーガー4人を含めた最強チームを構成し、14年ぶりの優勝を目指した。

1次ラウンドで韓国、オーストラリア、中国、チェコとともにプールBに編成された日本は、4戦全勝で準々決勝ラウンドに進出。イタリアを9-3で下し、ベスト4進出に成功した。

続くメキシコとの準決勝は、一本の大作ドラマを見ているようだった。

いくらなんでも主人公すぎる大谷

日本は4-5でリードされていた9回、一二塁のチャンスで不振に苦しんでした村上宗隆(23、東京ヤクルトスワローズ)がサヨナラ安打を放ち、6-5の劇的勝利。準決勝後、栗山英樹監督は「本当に思っていた通りメキシコは立派なチームで、突破口を見出すことが難しかった。勝敗とは別に、野球は本当にすごいと感じた」と感想を伝えた。

また、日本を決勝に導いた村上について、「厳しい状況でも、自分の能力を見せられる打者だと固く信じていた。数年後、ここ(メジャーリーグ)でプレーしている選手に違いない」とし、若き大砲に厚い信頼を寄せたほどだ。

そして22日、決勝戦でアメリカと激突。0-1でリードされていた2回裏、先頭打者・村上のソロ本塁打で勝負をイーブンに戻した日本は、一死満塁からヌートバーの一ゴロの間に2-1とリードした。

(写真提供=AP/アフロ)決勝のマウンドで吠えた大谷

勢いに乗った日本は4回裏、岡本和真(26、読売ジャイアンツ)のソロ本塁打で3-1とリードを広げ、逃げ切ると思われたが、メキシコ戦を超える壮大なドラマはここからだった。

8回表、ダルビッシュがカイル・シュワーバー(30、フィラデルフィア・フィリーズ)にソロ本塁打を打たれ、1点差に迫られる展開に。

やってきた9回表、マウンドに上がったのはやはり大谷だった。そして二死の状況でチームメイトでもあるスーパースター、マイク・トラウト(31、ロサンゼルス・エンゼルス)と相対した大谷は、見事三振で仕留め、日本を優勝に導いた。

今大会、打っては打率0.435(23打数10安打)、1本塁打、8打点、投げては2勝無敗1セーブと、もはや他の追随を許さないスターとなった大谷は、MVPにも輝いた。そして今季からメジャーに挑戦する吉田も、打率0.490、13打点と大爆発し、アメリカにその名をしっかり轟かせる結果となった。

(記事提供=OSEN)

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