WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)アメリカ代表のメリル・ケリー(34、アリゾナ・ダイヤモンドバックス)が、日本との決勝で先発する出場する可能性が高いとされた。
米メディア『スポーツ・イラストレイテッド』(SI)は3月20日(日本時間)、「WBCベスト4でキューバを14-2で破ったアメリカは、メキシコと日本の準決勝勝利チームを待つ。マーク・デローサ監督は、決勝戦の先発投手を暗示した」と伝えた。
デローサ監督は「その日(決勝戦)はケリーの日になりそうだ。私たちは座って今後のことについて話し合う」とし、ケリーが22日の決勝戦で先発すると明らかにした。
ケリーはかつて、韓国プロ野球で3シーズンを過ごしたことから、韓国の野球ファンにも馴染み深い選手だ。
2015年から2018年までSKワイバーンズ(現SSGランダース)でプレーしたケリーは、通算119試合(729と2/3イニング)、48勝32敗、防御率3.86を記録している。
韓国での活躍を足がかりに、ダイヤモンドバックスと契約してメジャーデビューに成功したケリー。アメリカでは4シーズンで97試合(573イニング)、36勝35敗、防御率3.96を記録し、ダイヤモンドバックスの主力先発投手として活躍している。
今大会では、コロンビア戦で3イニングを投げ、4被安打、2与四球、1奪三振、2失点を記録した。
『SI』は「WBC2連覇のチャンスを掴んだアメリカは、メジャーリーグポストシーズン経験のないケリーにボールを渡すようだ。デローサ監督が最後に決定を変えなければ、ケリーはプロ経歴で最も重要な試合に先発投手として出場することになるだろう」と述べ、ケリーの活躍に期待を寄せた。
(記事提供=OSEN)
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