“なでしこ”ゆかりのクラブを率いた経験も…女子サッカー韓国代表、初の外国人監督を選任

2019年10月18日 サッカー #女子サッカー

韓国サッカー協会(KFA)が女子代表の監督にコリン・ベル(1961年生まれ)を選任した。女子サッカー韓国代表監督に外国人が選任されたのは、今回が初めてだ。

ベル監督の契約期間は、2022年に行われるアジアサッカー連盟(AFC)女子アジアカップ本戦までの3年間となった。

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イギリス生まれのベル監督は、イギリスとドイツの国籍を持っている。28歳でドイツ・ブンデスリーガのマインツで選手生活を終え、TuSコブレンツで指導者生活を始めた。

2011年バート・ノイェンアールの監督に就任し、以降今年6月まで約8年間、女子サッカーチームを引き受けた。

2013年には女子ブンデスリーガ、1.FFCフランクフルトの監督に就任し、2014年にドイツ・カップ優勝、2015年UEFA女子チャンピオンズリーグ優勝を果たした。2015-2016シーズンには、ノルウェーの名門Avaldsnes ILの監督に就任し、2017年から今年6月まで女子サッカーアイルランド代表監督を務めた。

最近は、イングランドのハダースフィールド・タウンFCで首席コーチとして活動した。

(写真提供=韓国サッカー協会)コリン・ベル監督

韓国サッカー協会キム・パンゴン国家代表戦力強化委員長は、「コリン・ベル監督は、世界最高水準の女子ブンデスリーガで勝率80%を記録し、UEFA女子チャンピオンズリーグとドイツ・カップの優勝を導いた名将」とし、「またアイルランド代表監督を務め、難しい環境でもチームのFIFAランクを歴代最高にまで引き上げた」と述べた。

キム委員長は「クラブはもちろん、国家代表監督の経験まで備えた指導者で、現代サッカーへの高い理解としっかりとしたサッカー哲学、選手中心のチームマネジメント、親和性など、さまざまな面から韓国代表を発展させることができる適任者と判断した」と、選任した背景を説明した。

ベル監督は来る10月21日に入国し、翌日、ソウルのサッカー会館で記者会見を行う。ベル監督のAマッチデビューは、12月10日に釜山で開催される2019年EAFF E-1サッカー選手権の開幕戦となる見通しだ。

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