その投手とはコ・ヨンピョ(31、KTウィズ)だ。昨季KBOでは28試合13勝8敗の防御率3.26を記録。2021年東京五輪では準決勝の“日韓戦”で登板し、山本由伸(24、オリックス・バファローズ)と投手戦を繰り広げた右腕サイドスローだ。
コ・ヨンピョは前日のオリックス戦も出場がなかったが、WBC前最後の強化試合となる阪神戦でもエントリーから除外された。
これは来る9日に東京ドームで行われる1次ラウンド初戦のオーストラリア代表戦で、コ・ヨンピョが先発登板するということを暗示する証だ。
イ監督は米アリゾナ州でキャンプを行っていた当時から、コ・ヨンピョをオーストラリア戦の先発に選んでいた。ただ、公式の場ではオーストラリア戦の先発について口をつぐんだ。
コ・ヨンピョは日本入国前の3月3日、ソウルの高尺(コチョク)スカイドームで行われたSSGランダースのフューチャーズ(2軍)との強化試合で先発登板。3回を投げて4奪三振の無失点と好投していた。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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