この日、韓国代表は中堅手イ・ジョンフ(24、キウム・ヒーローズ)、右翼手ナ・ソンボム(33、KIAタイガース)、左翼手キム・ヒョンス(35、LGツインズ)、指名打者カン・ベクホ(23、KTウィズ)、一塁手パク・ビョンホ(36、KTウィズ)、三塁手チェ・ジョン(35、SSGランダース)、捕手ヤン・ウィジ(35、斗山ベアーズ)、遊撃手オ・ジファン(32、LGツインズ)、二塁手ソン・ミンソク(18、KTウィズ)の順で打線を組んだ。ソン・ミンソクは足りないポジションを埋めるため、対戦相手のKTから補充され名を連ねた。
練習試合ということもあり、試合はアウトカウントに関係なく投球数に合わせてイニングを消化する非公式の試合方式で行われた。その過程で多様な作戦もテストした。
韓国代表は2回に先制点を挙げ、流れに乗り始めた。KT先発投手のウェス・ベンジャミン(29)に次いで2番手で登板したパク・ヨンヒョン(19)相手にイ・ジョンフが適時打を放ち、機先制圧に成功した。
勢いに乗った韓国代表は、パク・ビョンホ、カン・ベクホの連続本塁打で確実な勝機をつかんだ。
3回、パク・ビョンホはパク・セジン(25)相手に中央フェンス越えのソロ本塁打を放つと、4回にはイ・ジョンフが安打、ナ・ソンボムが三塁打、キム・ヒョンスが安打と続いた後、カン・ベクホの2点本塁打で6-0とした。
5回には、イ・ジョンフの代打として出場したパク・ヘミン(33、LGツインズ)と、ナ・ソンボムの代打を務めたチェ・ジフン(25、SSGランダース)がそれぞれ適時打を放ち、さらに2点を追加した。
マウンドでは先発のコ・ヨンピョ(31、KTウィズ)が投球数を増やし、チェックを終えた。コ・ヨンピョは3イニングの間に43球を投げ、2被安打、2四球、3奪三振の無失点を記録した。
その後、キム・グァンヒョン(34、SSGランダース)が2イニングを担当し、ヤン・ヒョンジョン(34、KIAタイガース)、イ・ヨンチャン(34、NCダイノス)、キム・ウォンジュン(29、ロッテ・ジャイアンツ)がそれぞれ1イニングずつを投げ、無失点で抑えた。
しかし、9回に登板したク・チャンモ(26、NCダイノス)は2点適時打を浴びてスコアを8-2とした。コ・ウソク(24、LGツインズ)は実戦感覚を引き上げるため、韓国代表ではなくKT側でマウンドに立ち、1イニング無失点を記録した。
次世代の左腕エースとしてWBCでの活躍が期待されるク・チャンモだが、去る20日のKIAタイガース戦でも3被安打、1四球の2失点を喫するなど、調整が十分でない様子だ。
練習試合で3連勝を収めた韓国代表は今後、25日に同会場でKTと2度目の練習試合を行った後、27日にLGと対戦する。
来る3月9日に始まるWBC1次ラウンドでは、オーストラリア代表、日本代表、チェコ代表、中国代表の順で戦う予定だ。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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