一種の皮肉なのだろうか。アメリカでキャンプを進めているのに、肝心の米メジャーリーグ所属選手がいない。所属球団のキャンプ地から代表のキャンプ地まで車で2時間の距離にある選手もいるが、合流することはできない。
2月15日(日本時間)からアメリカでキャンプを始動した2023年WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の韓国代表は、当分の間、“内野手不足”による悩みを抱えることになりそうだ。
韓国代表はこの日、米アリゾナ州ツーソンで初めて一堂に会した。指定宿舎のウェストワード・ルック・ウィンダム・グランド・リゾートに、アリゾナやフロリダ、さらにはオーストラリア、グアム、沖縄などからやってきた代表選手たちが、先月のソウルで行ったオリエンテーション以来に集結した。
ただ、まだ完全体ではない。メンバー30人のうち2人が抜けている。