水原三星は「186cm、77kgの韓浩康選手はセンターバックとして打点の高いヘディングと対人マーク能力が長所として挙げられる。攻撃転換時のビルドアップは精巧で、ミドルキックも良く、カウンターの状況での活用度が高いものと期待している」と韓浩康に期待を寄せた。
韓浩康は水原三星加入に際し、次のように伝えている。
「尊敬する安英学先輩、鄭大世先輩が水原三星でプレーしていたときから夢見ていたことが実現しました。移籍が確定したとき、安英学先輩が電話をくださって、水原三星の自負心を話してくれました。水原三星のエンブレムに恥じない活躍をお見せします」
韓浩康は済州(チェジュ)でキャンプ中の水原三星に2月10日に合流し、チーム練習に参加している。
なお、水原三星でプレーする在日コリアン選手としては、2008~2009年に在籍した安英学(アン・ヨンハ)氏、2013~2015年に在籍した鄭大世(チョン・テセ)氏、そして昨年7月から在籍する安柄俊(アン・ビョンジュン、32)に続き、今回の韓浩康が4人目となる。
また、チームには元清水エスパルスのDFイ・キジェ(31)のほか、元ヴァンフォーレ甲府、サガン鳥栖、FC岐阜のMFチェ・ソングン(31)、元セレッソ大阪、大分トリニータ、松本山雅FC、柏レイソルのMFキム・ボギョン(33)、元徳島ヴォルティスのFWキム・キョンジュン(31)といった元Jリーガーが在籍している。
水原三星は来る2月25日、ホームの水原ワールドカップ競技場で行われるKリーグ1開幕戦で昇格組の光州(クァンジュ)FCと対戦する。昨季は12チーム中10位で入れ替え戦に回るなど、深刻な不振に陥ったチームを上位に導くことができるのか、韓浩康の活躍に期待したい。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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