東京五輪は“ガム噛み”で物議…苦境の韓国スラッガー、カン・ベクホの決意「恥ずかしくない活躍を」【WBC2023】

カン・ベクホは現在、米アリゾナ州のツーソンで行われているKTの春季キャンプでトレーニングに励みながら、体調とコンディションを引き上げている。胸につける太極マークに相応しい実力を披露するためだ。体のバランスを整えるため、減量にも取り組んだ。

「実際、最初はWBC最終エントリーに選ばれた事実が信じられなかった。とても光栄だった。太極マークを付けるに恥ずかしくな実力を見せるため、もっと熱心に努力している」というカン・ベクホは、「オフにトレーニングと献立調節を並行し、体重を大幅に減量した。今もコンディションを引き上げているので、良い結果がありそうだ」と伝えた。

2021年東京五輪では3位決定戦の試合中、韓国が負けている状況でダッグアウトでガムを噛む態度が中継カメラに捉えられ、多くの非難を浴びたカン・ベクホ。昨シーズンは負傷の影響で極度の不振に苦しみ、62試合出場で打率0.245(237打数58安打)、6本塁打、29打点とキャリアワーストの成績に終わっていた。

カン・ベクホ

体重も減らしてWBCでの活躍を約束した。しかし、それ以上に昨年の負傷でチームに迷惑をかけたという申し訳なさが大きい。カン・ベクホも自責した。そのため、今回のキャンプでも焦ることなく健康に気遣い、着実にWBCを準備している。

「急いで準備してはいけない。ゆっくり一つ一つチェックしながら練習に励んでいる。キャンプ地の温暖な気候が練習をするのに大いに役立っている。負傷なく健康的にしっかり準備を進めたい」

そんなカン・ベクホは、韓国代表を担う自負心とともに、どのポジションでも最善を尽くすという気持ちも同時に引き締めた。

WBCで特に対戦したい選手はいない。相手が誰であれ、“勝利”という一念で試合に集中すると強調した。

カン・ベクホは「WBCで特に対戦したい選手はいない。国家代表として最善を尽くす。今まで以上に試合に集中し、対戦する相手全員に勝ちたい」とし、「自負心を持ち、それにふさわしい心構えを再確認している。どんなポジションや役割であれ、与えられた部分で最善を尽くす」と力を込めた。

そして最後に、自分を応援してくれるファンに向けて「KTファンをはじめ、野球を愛するすべてのファンに感謝したい。ファンの応援に責任感を感じる。送ってくださった愛に必ず応えられる選手になりたい」と約束した。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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