「国民が自負心を感じられるよう、最善を尽くします」
長い言葉は必要なかった。誰よりも先んじてアメリカに渡り、トレーニングだけに集中して汗を流した。
韓国プロ野球KBOリーグを代表する右腕サイドスロー、コ・ヨンピョ(31、KTウィズ)のことだ。
彼は2021年夏に行われた東京五輪準決勝の侍ジャパン(日本代表戦)で先発登板し、山本由伸(24、オリックス・バファローズ)と投手戦を繰り広げた選手でもある。
そんなコ・ヨンピョは、今回のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)を戦う韓国代表メンバー選出に際し、「(WBCで)最高の結果を出すことだけに集中している」と強調した。