コ・ヨンピョは昨年12月30日、チームの後輩投手で同じく代表メンバーのソ・ヒョンジュン(21)とともに渡米した。2020~2022年までKTに在籍した元同僚オドリサメル・デスパイネ(35)の招待で、翌年1月の1カ月間を米フロリダ州マイアミでの練習に費やしたためだ。
現在は米アリゾナ州ツーソンで行われているKTの春季キャンプに合流し、WBC本番に向けて準備を進めている。
「国を代表するということは常に光栄なことで、胸がいっぱいになります」と代表入りの感想を明かしたコ・ヨンピョは、「WBCもあるので、アメリカに早く渡ってコンディションをチェックしながら、段階別の練習をしてきました。以前と違って特別に準備していることはありません。ただ大会で良い活躍を見せられるよう、ペースを合わせることに重点を置いています」と伝えた。
フロリダの温暖な気候、良い環境のなかで練習を積んだだけに、体調とコンディションも悪くない。あとはWBCの舞台で上手く投げるだけだ。
WBCで特に戦いたい国、戦いたい選手もいない。最善を尽くし、最高の結果を出すだけという覚悟を抱いている。
実際、WBCで対戦したい選手や国を問う質問に対し、コ・ヨンピョは「特にない」と短く答えた。それとともに、「国民が自負心を感じられるよう、韓国代表として最善を尽くし、最高の結果を作り出すことだけに集中します。必ずそのように作り出します」と重ねて強調した。
ファンへの感謝も忘れなかった。コ・ヨンピョは最後に、「いつも野球を愛してくださるファンの方々に今年はWBCで挨拶するだけに、最善を尽くす姿をお見せしたいです。WBCだけでなく、シーズンが始まれば健康で、より良い姿を見せたいです」と誓った。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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