古橋は今季、リーグ20試合17ゴールで得点ランク単独首位に立っており、全コンペティションを合わせると29試合20ゴールと大爆発。170cmと小柄だが、爆発的なスピードとドリブルを武器に大暴れしている。
今季のセルティックは主に、古橋とギリシャ代表のギオルゴス・ギアクマキスを最前線で起用してきた。だがギアクマキスには現在、Jリーグの浦和レッズや米MLSのアトランタ・ユナイテッドFCへの移籍が噂されている。
古橋が得点源のチームにおいて、オ・ヒョンギュがすぐさまセンターFWのポジションを奪うのは難しい。そのため、ひとまずは古橋のバックアップとして活躍することが先決だ。
セルティックは現在、リーグはもちろん、FAカップ、リーグカップの三冠を狙っていることから、少なくともターンオーバー要員としてオ・ヒョンギュにもチャンスは与えられると見られる。
幸いにも、オ・ヒョンギュはセルティックに所属しているアタッカーたちとは特徴が異なる。185cmの長身に加えてフィジカルも非凡なため、ギアクマキスの移籍後にはセルティック攻撃陣唯一の長身アタッカーとして重用されるだろう。
またフィジカルを生かしたポストプレーや空中戦だけでなく、運動量も多く、活動範囲も広いため、前線からのプレスもチームの役に立つはずだ。
オ・ヒョンギュが新天地で生き残るためには、自身の武器を最大限に生かし、ライバルたちとの違いをピッチ上でしっかりと見せることがカギとなる。
（構成＝ピッチコミュニケーションズ）
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