韓国女子ゴルフ界の“レジェンド”と呼ばれる朴セリが、日本発のスポーツメーカー「ヨネックス」と手を組んだ。朴セリが先に見せた関心にヨネックスが応えた形だ。
ヨネックス・コリアは1月25日、「韓国女子ゴルフを代表する朴セリ氏とスポンサー協約を締結した」と発表した。
韓国女子ゴルフの“代名詞”とも言える朴セリを迎え入れたヨネックスは、テレビやオン・オフラインなど多様なプラットフォームを活用してゴルフ業界を盛り上げるという抱負を示した。
米国女子ツアー(LPGA)で通算25勝を挙げた朴セリは、韓国人選手のアメリカ進出を導いた開拓者と呼ばれている。2002年には当時LPGA史上最年少でメジャー4勝を達成するなど、立志伝的な成果で名誉の殿堂入りを果たした韓国ゴルフの伝説だ。
引退後は2016年リオ五輪、2021年東京五輪で女子ゴルフ韓国代表監督を歴任。ほかにも活発なテレビ出演や幼少年ゴルフ育成、自身のYouTubeチャンネル『セリTV』での活動など、ゴルフ大衆化の先頭に立っている。
「ヨネックスゴルフが気になったので、(ヨネックス契約プロの)キム・ヒョージュに聞いたところ、“クラブに心から接するブランドで、一度結んだ縁は長く続く”と話していた。クラブを一度使ってみたかった」と明らかにした朴セリは、「試打したところ、ドライバー、アイアンともにアドレスのときから安定感を与え、飛距離と方向性も卓越していて満足した。アマチュアゴルファーにお勧めしたいクラブだ」と絶賛した。
ヨネックスゴルフ関係者は、「ゴルフ発展のための朴セリ氏の計画に、ヨネックスが力になれるという点もポジティブに作用し、契約を結んだ」と伝えた。
名ゴルフコーチで知られるイム・ジンハンや韓国代表ゴルファーのキム・ヒョージュに続き、レジェンドの朴セリも迎え入れたヨネックスは、いわゆる“レジェンド・ラインナップ”を構成した。
バドミントンなどのラケット種目で有名なヨネックスは最近、ゴルフ業界で最もホットなブランドとして浮上。カーボン技術を基に、アマチュアゴルファーの好みに合うクラブを続々と発売し、口コミを通じて人気が広がっている。
ヨネックスは、「ゴルフ新世代の養成とゴルフ大衆化」を夢見る朴セリの願いに技術力で応える理想的な絵を描いている。
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