Rソックス吉田以上も可能?日本育ちの韓国天才打者が大物代理人と契約、来季MLB進出を後押し

2020シーズン終了後には、当初メジャー進出を計画していたナ・ソンボム(33、KIAタイガース)がボラス氏と手を組んだが、メジャー進出は果たせなかった。ポスティングでメジャーのどの球団もナ・ソンボムに契約書を渡さなかったのだ。

結局、米ロサンゼルスにあるボラス・コーポレーションの施設で練習を行っていたナ・ソンボムは、手ぶらで韓国にUターンすることになった。その後、ナ・ソンボムとボラス氏の縁は続いていない。

韓国人メジャーリーガー以外に目を向けても、マイク・ムスタカス(34)やマイケル・コンフォルト(29、サンフランシスコ・ジャイアンツ)など、予想よりも契約規模が小さかったり、契約が延期されたりした事例がある。

価値が高ければ期待以上の結果を出すことができる。逆に、価値が低いのに劇的な巻き返しを望むことはできない。

契約は双方の合意を通じて成立する。約1年後、イ・ジョンフに対するメジャー球団の視線がどこにあるかによって、ボラス氏の効果がどれほどかを実感できるだろう。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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◇イ・ジョンフ プロフィール

1998年8月20日生まれ。日本・愛知県名古屋市出身。身長185cm。韓国の野球選手で、野球韓国代表。キウム・ヒーローズ所属。父親は1998~2001年に中日ドラゴンズでプレーしたイ・ジョンボム(李鍾範)。高校卒業後の2017年にプロデビュー後、同年シーズンの新人王を獲得。2022シーズンは首位打者、最多安打、打点王、最高出塁率、最高長打率の打撃5冠を達成し、KBO年間MVPも受賞した。2023シーズン終了後のメジャーリーグ進出を公式に宣言している。

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