WBC日韓戦で復讐を…韓国投手コ・ウソクが侍ジャパンに対抗心を燃やす切実な理由

まだ勝利を経験したことがない。

高校時代に出場した2016年の第11回BFA U-18アジア選手権では、前日の試合で投球数が多かったため肝心の“韓日戦”に登板できず。試合自体も1-3で敗れた。

その後、プロデビュー以降に日本と対戦した2019年WBSCプレミア12、2021年東京五輪ではいずれも役目を果たせなかった。

プレミア12スーパーラウンドの“韓日戦”では4番手で登板するも、3四球1死球の1失点と崩れわずか1イニングで降板し、試合も8-10で敗戦。東京五輪準決勝の“韓日戦”でも同じく4番手で登場したが、痛恨の一塁ベースカバーミスと走者一掃の逆転適時二塁打で1イニングももたずにマウンドを降りた。結局、日本に2-5で敗れた韓国は最終的にメダル獲得も逃した。

当時の悔しさを忘れるはずがない。「上手くできたかどうかは別として、ひとまず今回のWBCばかりは後悔を残したくない。それだけ責任感も生まれている」とコ・ウソクは言う。

今のところ準備は順調だ。1月初めに結婚式を挙げるなど、いつにも増して忙しいオフシーズンを送ったコ・ウソクだが、それでも野球は一瞬も手放さなかった。

「どうしても練習できない日が生まれたときは休息日に練習した。普段よりも早くオフ期間の練習に突入したが、かといって急ピッチで体を作ったわけではない。代表招集に先立ってブルペンピッチングに入る」

過ぎたことは冷静に振り返るしかない。過去の“韓日戦”で経験した苦い思いについて、コ・ウソクは「それほど自分に足りないところが多かった」とし、「当時は自信よりも自惚れが強かった。対策も、計画もなくただ相手に立ち向かった。野球が簡単ではないということを日本を相手にして感じた」と打ち明ける。

コ・ウソク

それでも、失敗を足がかりに大きく成長した。

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