インドで行われているFIBA女子アジアカップ2019。韓国女子バスケットボール代表のイ・ムンギュ監督が、日韓戦を控えて強い覚悟を明らかにした。
女子バスケ韓国代表(FIBAランキング18位)は9月25日、大会2日目のグループリーグ第2戦で、インド(45位)を97-62(20-22、24-6、30-15、23-19)で下した。ジン・アンが21点9リバウンドで勝利をリードし、ペ・ヘユンが14点9リバウンド7アシストを記録するなど、出場選手たちがいい活躍を見せた。
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9月26日には、日本とグループ1位をめぐって試合を繰り広げる。その日本戦に対して韓国はどう挑むのか。イ・ムンギュ監督が語った。
―今日の試合の感想は?
「相手と我々の競技力を照らしてみると、少しうまくいかない部分があった。国内合宿の過程で6人の選手が入れ替わったため、組織力で問題点が出たようだ。ただ幸い、新しく入ってきた選手たちが頑張ってくれた。試合中盤以後、雰囲気を変えることができたようだ。
日本との予選最後の試合を残しているが、私たちがやるべきことをすることに主眼を置いて試合を運営するつもりだ。日本とは11月にも再び対戦することになるため、簡単な試合をしないようにしたいという考えだ」
―インド戦では試合序盤、予想外に苦戦したが。
「現地到着後、おかしなほどシュートに乱調を見せている。難しい部分だ。今日の試合も開始からシュートを決められず、3点シュートに依存したため、リバウンドも相手に奪われ、台湾戦と同じように序盤は競技力が落ちたようだ。
結局、選手たちがこのような部分を乗り越えなければならないが、試合の結果は勝った。これから整えなければならない。ただ、大きな問題と思っていないのは、後半になるほど競技力が向上し、我々が国内で練習してきたフォーメーションを隠しながら、少しずつ競技力が良くなっているという点だ」
―ジン・アン、パク・ジヒョンなど全体的に選手たちのコンディションが良くないようだ。
「部分的に細かい負傷を持った選手が多い。特にチェ・ウンシルの場合、試合に出場することができず、練習終盤に合流した選手たちと既存選手が呼吸を合わせられなかったため、チームのバランスが合わなかったため生じた部分だ。
ヨム・ユンアの場合、足の裏の負傷で本来のコンディションが見せられず、このようなことが苦労して試合を進めていく理由になっているのではないかと思う」
―ジン・アン、パク・ジヒョンら若い選手たちが期待以上の競技力を見せている。
「パク・ジヒョンの場合、個人技は良いが、組織的なバスケットボールにあまり接していないため、調和している段階であり、残りの選手たちも期待以上にうまくこなしてくれている」
―予選最後の日本戦をどう展開していく計画なのか。
「客観的な戦力では当面は足りなくても、試合で負けてはならないと思う。勝とうと努力する。11月のために、日本との試合にすべてを集中するつもりはない。
今後、パク・ジヒョンが合流し、残りの選手たちも合流すれば、十分勝てる相手だと思う。 日本は五輪出場を目標に精鋭メンバーが参加し、我々は6人の主軸選手が抜けた状況だが、最後まで頑張る。もちろん簡単に勝つのは難しいだろうが、我々が持っている戦力を完全に露出する必要はないと思う。
ただ、日本はこれから再び対戦する相手でもあるので、最後まで最高の競技力を見らせれるようにしたい」
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