元日本代表MF齋藤学、韓国・水原三星を契約満了で退団。ファンから惜別の声「マナブ行かないで」

1990年4月4に生まれの齋藤は横浜F・マリノス下部組織出身で、2008年に横浜FMトップチームでプロデビュー。2011年の愛媛FCへのレンタル移籍を経て2017年まで横浜FMに在籍し、2018~2020年は川崎フロンターレでプレー。2021年から名古屋グランパスに加入し、1シーズン半在籍した。Jリーグでの通算成績は、J1通算285試合36ゴール、J2通算36試合14ゴール。

水原三星には今年6月30日、名古屋から完全移籍で加入した。当初は契約期間が1年6カ月と伝えられていたが、半年での退団となった。

背番号「5」を着用し、登録名を「マナブ」とした齋藤は、今季Kリーグで18試合に出場し、1ゴール3アシストを記録。

水原三星はシーズン通して不振に苦しみ、12チーム中10位で入れ替え戦に回ったが、2部のFC安養(アニャン)に2戦合計スコア2-1で勝利。その入れ替え戦第2戦で、1-1で迎えた延長後半終了間際に生まれた劇的な勝ち越しゴールの起点となったのが齋藤だった。彼の貢献もあり、水原三星は辛くも1部残留を決めた。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)水原三星での齋藤学(左)

退団発表の投稿に、水原三星ファンからは「本当に惜しい…ありがとうマナブさん」「マナブをもう見れないの?」「マナブ行かないで」「短い時間だったけど本当にありがとう」と惜別のコメントが寄せられていた。はたして32歳ベテランの新天地はどこになるのか、今後の去就に注目したい。

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