12年ぶりにW杯ベスト16入りを果たしたサッカー韓国代表が“ポスト・ベント時代”に突入した。
韓国では現在、サッカー代表監督の後任が誰になるかが最大の関心事となっている。国内サッカー界では、カタールW杯本大会前から後任に関する話が出回ったことがある。
パウロ・ベント監督はカタールW杯終了後、自身の去就について「(韓国代表監督を退任することを)9月時点ですでに決定を下した」と話していた。韓国サッカー協会(KFA)としても、カタールW杯以降すぐに後任選びに着手しなければならないことを認知していた。
ベント監督の退任をめぐっては、契約期間などで双方の見解が分かれたという話も出回っているが、実質的にはベント監督も“非常に特別な条件”でない限りは韓国代表での指揮を4年で下ろし、新たな挑戦に臨む方が良いと考えたと知られている。
実際、韓国代表のベスト16入りでベント監督の価値は跳ね上がっており、今後の指導者キャリアの選択肢が多くなった状況にある。