もはやC・ロナウドvsメッシの比較が必要ない理由…トラブルメーカーCR7は「名誉韓国人」とまで【韓国の視点】

メッシは相変わらずの技量でアルゼンチンのベスト4進出をけん引した。記者はメキシコ戦、ポーランド戦、そしてオランダ戦の計3試合を現地観戦したが、メッシがもたらす影響力はすさまじかった。

1987年生まれで30代後半に突入したメッシは、かつてのように多く走ることはできない。オフザボールの動きは確かに全盛期と比べて大きく落ちている。

しかし、ひとたびボールを持ったメッシは依然としてワールドクラスだった。よほどのことがない限りボールは奪われず、味方にキーパスをつなげたり、自らフィニッシュまで持ち込んだりしていた。

決勝トーナメント準々決勝のオランダ戦でも、ゴールよりも絶妙なラストパスで先制ゴールをアシストした。「あまり走らない」というオランダのルイス・ファン・ハール監督の意見を実力で抑えられる選手こそ、まさに今のメッシだ。

リオネル・メッシ

メッシは今大会で全5試合にフル出場し、4ゴール2アシストを記録している。スコアポイント(ゴール+アシスト)で言えば5ゴール2アシストのフランス代表FWキリアン・エムバペ(23、パリ・サンジェルマン)に次いで多い数字だ。今大会最高の選手を挙げるならば、それはメッシになる可能性は十分にある。

チームの成績もアルゼンチンの方が上だ。メッシの“キャリー”によってアルゼンチンはベスト4まで進出した。まだ涙を流していない。あと2回勝てば悲願のW杯トロフィーを手にすることになる。

アルゼンチンの選手はメッシを中心に一つにまとまっている。メッシの宿命であるW杯優勝を成し遂げるためにチーム一丸となっている。メッシはアルゼンチンの精神的支柱だ。

カタールW杯の“トラブルメーカー”だったロナウド

 

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