その後、2021シーズンから2年間は日本プロ野球の阪神タイガースでプレーしたが、韓国時代ほどの活躍は見せられなかった。NPBで通算成績は63試合で4勝6敗1セーブ25ホールドの防御率3.96だった。
斗山関係者はアルカンタラについて、「投球の様子と詳細データをくまなく調べた結果、KBOリーグ最高水準の球威とコマンドを備えていることが確認された。技量と人間性を兼ね備えたアルカンタラが、球場内外でエースらしい姿を見せてくれることに期待している」と伝えた。
アルカンタラは斗山復帰に際し、「幸せに野球ができた斗山ベアーズに戻ってくることができて嬉しい。オフシーズンで徹底的に準備し、もう一度最高の位置に挑戦したい」と並々ならぬ覚悟を伝えた。
来季から元千葉ロッテマリーンズ、読売ジャイアンツ、オリックス・バファローズのイ・スンヨプ新監督がチームを率いる斗山。アルカンタラのほか、野手ホセ・ロハス（29）、投手ディラン・ファイル（26）を補強し、2023シーズンの外国人選手の構成を終えた。
