韓国プロ野球KBOリーグの斗山(トゥサン)ベアーズは12月9日、投手ラウル・アルカンタラ(30)と総額90万ドル(日本円=約1億2251万円)で契約したことを発表した。
90万ドルの内訳は保障額80万ドル(約1億890万円)、インセンティブ10万ドル(約1361万円)となる。
ドミニカ共和国出身の右腕投手アルカンタラは、斗山ファンにすでによく知られた顔だ。
米メジャーリーグのオークランド・アスレチックスなどを経て2019年にKTウィズに加入し、KBOデビューしたアルカンタラは、翌2020年に斗山に移籍。
同年シーズンは31試合を投げて20勝2敗の防御率2.54と圧巻の成績を記録し、最多勝(20勝)、最高勝率(0.649)、ゴールデングラブ賞(NPBのベストナインに相当)の投手部門を受賞。名実ともにKBO屈指の投手に浮上した。