「W杯最終メンバーを見て気分も良かったが、一方では負担にもなった。初めてのW杯で楽しみだしワクワクもしている。ヒョン(兄さん)たちをたくさん助けて、良い成績を出せるようにしたい」と伝えたチョン・ウヨン。ただ、韓国代表ではレギュラーを張れているわけではない。
代表では主にサイドアタッカーでの起用が多いが、所属チームでは2列目中央で活躍している。個人的に仲の良いMFイ・ガンイン(21、マジョルカ)とポジション争いをしなければならない。チョン・ウヨン自身、セカンドストライカーのポジションに自信を持っている。
「自分はすべてのポジションがプレー可能」と気概を見せたチョン・ウヨンは、「今シーズンが始まる前に多くの準備をした。すべての選手がライバルだ。ガンインはとても良い選手だし、良い後輩でもある。グラウンドの外では楽しく過ごしているが、お互いにとって競争は当然だと思う」と伝えた。
韓国代表は同日、キャプテンのFWソン・フンミン(30、トッテナム)がチームに合流し、“完全体”で大会に向けた準備を始動した。
眼窩骨折で手術を受けたソン・フンミンは、黒いフェイスガードを着用して練習に臨み注目を集めた。チョン・ウヨンもソン・フンミンの合流を歓迎した。
チョン・ウヨンは「(ソン・)フンミン兄さんがいるかいないかでチームの雰囲気は大きく変わる。ヒョン(兄さん)が来て僕たちもすごく気分が良い。練習中にいたずらをする姿も見ると、心が楽になる」とし、「フンミン兄さんに(フェイスガード姿が)“とてもカッコよくて強く見えます”と伝えた」と笑顔を見せた。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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