今シーズンも欧州サッカー連盟(UEFA)チャンピオンズリーグで、韓国人選手たちの姿を見ることができる。
UEFAは9月4日、公式ホームページを通じて2019-2020 UEFAチャンピオンズリーグに出場する32チームのメンバーを発表した。
トッテナムのソン・フンミン、ザルツブルクのファン・ヒチャン、バレンシアのイ・ガンインがチームに含まれた。
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海外組の中核で、サッカー韓国代表の主将ソン・フンミンは昨シーズン、トッテナムのチャンピオンズリーグ決勝進出を牽引し、世界的なスターに浮上した。確固たるチームのエースとなっただけに、今季はさらなる活躍が期待される。
トッテナムは、ドイツのバイエルン・ミュンヘン、ギリシャのオリンピアコスFC、セルビアのレッドスター・ベオグラードと「グループB」で戦う。ソン・フンミンの引き入れを継続的に推進していたバイエルンとの対戦が関心を集める。
最近、目立った活躍を見せているファン・ヒチャンも当然のようにメンバーに入った。ファン・ヒチャンは今季、オーストリア・ブンデスリーガ3試合で4ゴールを決め、最高のスタートを見せている。ファン・ヒチャンはまだチャンピオンズリーグを経験したことがない。2016-2017シーズンにチャンピオンズリーグ予選でゴールを決めたことがあるが、本大会出場には失敗した。
ザルツブルクは、昨季チャンピオンであるリバプール、イタリア・セリエAの強豪ナポリ、ベルギーのKRCヘンクと「グループE」に編成された。最近、欧州の移籍市場で株価が上がったファン・ヒチャンは、ワールドクラスの選手を相手に自分の実力をテストできると思われる。
最大の関心を集めた18歳のイ・ガンインも、チームに合流した。
イ・ガンインは現在、マルセリーノ・ガルシア監督の信頼を受けられず、バレンシアで十分な出場時間をもらえずにいる。今シーズンは1試合に途中出場して、10分ほど試合に出ただけだ。チャンピオンズリーグのメンバーに入らないという懸念もあったが、ひとまずリストに名前を連ねた。バレンシアがラ・リーガ、チャンピオンズリーグ、スペイン国王杯など多くの大会を並行するため、イ・ガンインにもある程度の出場時間が与えられると思われる。
ファン・ヒチャンと同様に、イ・ガンインもまだチャンピオンズリーグに出場したことがない。バレンシアは、プレミアリーグのチェルシー、オランダの強豪アヤックス、フランスのリールと同じ「グループH」に入った。アヤックスはイ・ガンインの移籍に積極的だっただけに、関心を引く。
チャンピオンズリーグのグループリーグ第1戦は、9月中旬から始まる。トッテナムはオリンピアコスとのアウェー戦を9月19日に行い、ザルツブルクは9月18日にホームでヘンクを迎える。バレンシアは9月18日にロンドンでチェルシーと対戦する。
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