韓国代表率いるパウロ・ベント監督は、「すべての選手を先発出場させるのは難しい。9月に行った2試合で、いずれもイ・ガンインが出場するのに良いタイミングではないと思った」と理由を説明している。
カメルーン戦後、ミックスゾーンでイ・ガンインは、「当然、サッカー選手として試合に出場したい気持ちが大きいのは事実だ。しかし僕が選択できない部分だ。監督から特に言われたことはなく、選手全員に所属クラブに戻ってコンディション管理に気を付けて欲しいと言われた」と語った。
試合終盤、会場に集まった5万9389人のファンが「イ・ガンイン」と連呼したことに対しては、「まず選手として、それだけ応援してくださってとても感謝している」とし、「より良い姿をお見せできるよう努力する」と付け加えた。
2022カタールW杯まで2カ月も残っていない。イ・ガンインは「モチベーションは以前から高めてきた。先ほど言ったように、クラブに戻って最高の技量を見せるだけだ」と力を込めて話した。
なお試合はソン・フンミン(30、トッテナム)のゴールで韓国が勝利している。