8月20日に「JR東日本カップ2022第96回関東大学サッカーリーグ戦」、東京国際大学と早稲田大学による第12節延期試合が行われた。
「前期が終わっていろんな反省があるなかで、自分たちの可能性、伸び代をかえりみた。自分たちにどういうパワーがあるのかというところを、もう一回見つけ出すためにスリーバックにチャレンジした。そこには可能性があると思っていた」
前期リーグを終えて、スリーバックを作り上げてきたと、早稲田大学の外池大亮監督。
この試合についても、「たくましく、しっかりゲームを自分たちから作りに行く。ランニングを起こしたり、声を起こしたり、そういった循環を常に作り続けるというところに関しては、チームとしての基盤、力強さを感じるゲームだった」と振り返った。
「駒沢直哉の右サイドへのランニングに対して、左ワイドの藤本隼斗が逆サイドから入ってきていた」という得点シーンについても、「チームとして目指していたものが一つ形になった」と評価。藤本隼斗の得点で前半40分に先制するものの、後半33分に失点し1-1の引き分けに終わった。
前期リーグは0-3で完敗だった東京国際大学を相手に、「チームとしては前期よりもワンランク上がった状態を今日は示せた。非常に希望が持てる試合だった」と総括した。
(文=玉 昌浩)
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